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トレーニング科学


スポーツから広がる学問:トレーニング科学 館俊樹准教授 人間の動作効率よく行う上で、それが競技でも日常生活動作でも体幹部の機能は非常に重要な役割を持っています。しかし、対幹部は、多数の関節によって構成されているため、安定した動作を行うことが難しいもの。私の研究では、体幹部を効率よく動かすことで「走る」「投げる」「歩く」「押す」「引く」等の基本的な動作のパフォーマンスを向上させることを目標としています。

地域住民の健康寿命の延伸を目指す取り組み

18歳~64歳の人が生活習慣病を予防するためには、3メッツ(普通歩行程度)以上の運動を毎日60分することが必要だと言われています。一見簡単そうですが、普段から運動習慣のない人には、難しく感じてしまうかもしれません。そこで、別のアプローチとして「楽しいと感じること」「楽だなと感じること」を「運動」と組み合わせたエクササイズを通して、気がついたら運動量を増やしていたという施策に取り組んでいます。
一方、高齢者に対しては、健康教室などを開催してトレーニングの支援を行なっています。トレーニングの主眼は「動きの質・動きの効率」を高めること。体幹部の機能向上を狙いとして、肩甲骨・上腕骨の連動や腰椎・骨盤・大腿骨の動かし方を指導し、効果を引き出していきます。体幹を鍛えることで少ない筋力でも動ける身体づくりを行い、そこから体力増強に向けたトレーニングへと発展させていきます。
こうした実践的な研究を通して、学生は地域住民の健康寿命の延伸や健康づくりの方法を学んでいきます。

ゼミナール×SDGs

中高年向け健康づくり教室

館ゼミの様子

健康教室に参加する方に日々の運動力を計測する活動量計を一定期間、貸し出し、日常生活での運動量をチェック。後日、個々のデータを収集・分析し、必要に応じて手軽に運動量を増やすためのアドバイスを提供します。

リンクするSDGs

目標3(健康と福祉を),目標4(質の高い教育をみんなに),目標11(住み続けられるまちづくりを)

高齢者を含む各世代に応じた適切な運動プログラムを作成し、地域自治体などの健康教室などで実施することで、地域住民の健康推進・余暇時間の活用・生きがいづくりを支援することができます。