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茶道部


部員

10名

主な活動

日々のお稽古(表千家として、お点前の練習、道具の扱い方、拝見の仕方、季節の取り入れ方、着付けなど)、大学祭参加、市の文化行事参加

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心を落ち着かせ、客人にお茶を振舞う茶道は、お茶を飲むだけでなく、おもてなしの精神や侘び寂びといった美しい心を感じられる日本の伝統文化のひとつ。お茶の作法だけでなく茶室や茶道具、和菓子なども学びながら、キャンパス内にある茶室「楽茶庵」で週に一度活動し、大学祭でのお茶会や、地域のお祭りへの参加など、イベントで客人をもてなしている。大学に入ってから初めて茶道に触れる学生がほとんどで、日本人学生だけでなく、留学生も顔を出し、国籍を超えて共に日本の文化を嗜む。
 かの有名な千利休を祖とし、古くからの作法を忠実に守っていることが特徴の流派、表千家を学び、450年という時を経ても受け継がれる伝統文化を通して和の心に触れ、一時の非日常の空間で心を落ち着かせる。

顧問インタビュー

切畑 淳子 顧問

切畑 淳子 - KIRIHATA Atsuko

神奈川県川崎市に生まれる。藤枝南女子高等学校(藤枝順心高校)卒業。1991年に茶道教授桜井宗利に師事し、1993年表千家入門。2014年に表千家の講師となり、同年から静岡産業大学茶道部を指導。
現代では、生活様式の変化もあり、茶道はおろか和室に馴染みのない学生も多くいます。そんな学生たちがここに足を運び、日本の伝統文化を感じながら感性を養ってくれたらと思っています。和室の居心地が良いとか、美味しいお茶と和菓子が食べられるとか、きっかけは何でも良いので、少しでもこうした伝統文化を次の世代に知ってもらえたら嬉しいです。
 その中で礼儀作法を学び、平常心や清潔感を大切にしてほしいと思っています。また、物を大切にすることで美しい所作も身につきます。社会に出れば思うようにいかなかったり、理不尽だと感じたりすることもあります。そうした中でも、気持ちを落ち着かせて大人の対応ができる力を、茶道を通して磨いてもらえたらより嬉しく思います。

学生インタビュー

臼井 マリア - USUI Maria
「人見知りだった自分を少し変えられた」

臼井 マリアさん
経営学部心理経営学科4年
藤枝明誠高等学校出身

実家が製茶店を営んでいて、大学卒業後は家業を手伝おうと考えていました。地元の大学であることや、特待生制度があること、そして家業のインターネット販売を強化していきたいと考えていたこともあり、経営と情報の勉強ができる静岡産業大学への進学を決めました。茶道部では、お茶の作法を学ぶだけでなく、花や掛物といった茶道と深く関係する伝統文化も学んでいます。入部当初は緊張で手が震えていましたが、今ではお点前の一連の流れが身につき、茶道を楽しめるまで成長できました。今年の大学祭でも、多くの方にお点前を見ていただいて、おもてなしをしたいです。
 茶道を通して、人見知りだった自分を少し変えられたと感じています。年齢や性別に関係なく、敬意を持って、落ち着いて楽しく会話ができるようになったと思っています。いつか家業の茶屋をネット販売のみならず、地域の方とコミュニケーションがとれるようなお店を開たら良いなと考えています。

飯作 文歌- IISAKU Fumika
「経営学を学びたくて、この大学に進学した」

飯作 文歌さん
経営学部経営学科3年
静岡県立松崎高等学校出身

お弁当屋を経営している実家のために経営について学びたいと考え、県内で経営学が学べる静岡産業大学に進学しました。茶道に興味はあったのですが、コロナの影響もあり、昨年ようやく入部することができました。まだまだ知らない作法が多く、覚えるのは大変ですが、美味しいお茶やお菓子が食べられて、楽しく活動しています。
 高校ではソフトテニス部に所属していましたが、大学入学後はコロナの影響でオンライン授業が多く、運動不足に陥りました。なので、みんなで体を動かせたスポーツAという授業が楽しかったです。
 今は公務員を目指して勉強していますが、実家のこともあるので、在学中に調理師免許も取得しておきたいです。社会人として経験を積んで、いつかは自分でお弁当を作って販売できたらと考えています。

※コメントや掲載内容は取材時のものです。