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映画の「見方」「聴き方」「読み方」を学ぶ


教授 小谷内 郁宏(比較文化 映像論 言語処理)

 映画の歴史は約120年前に始まります。その時代、フランスのリュミエール兄弟は駅に入ってくる列車を斜め横から撮影し、観客は画面から飛び出さんばかりに迫りくる列車の映像に身を仰け反らしました。その時から、人々は映画に魅了される運命を担い、今日に至ったと言っていいかもしれません。

 私のゼミでは、「脚本」「視覚効果」「撮影」「編集」「音楽」の5つの観点から、映画を見ることを学んでほしいと思っています。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の奇想天外なストーリーの脚本づくりを学びませんか?『2001年宇宙の旅』や『ブレードランナー』に、CGなどない時代に驚くべき視覚効果を作り上げた映画人の溢れる情熱を感じましょう!そして黒澤明の『七人の侍』の土砂降りの合戦に見られる画期的な撮影方法を思い、監督自らの編集によってダイナミズム創出した現場に立ち会いませんか?『ウェストサイドストーリー』や『サウンド・オブ・ミュージック』のキレキレのダンスと声量満点の歌に胸躍らせましょう!

 こんなふうに私の映画論ゼミでは映画をいろいろな側面から鑑賞し、学生の皆さんに映画に対する批評眼と映画愛の両方を育てることを目標にしています。