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【徐研究室】サッカーの「守備から学び始める授業展開法」講習会を行いました


地区の小学校教員28人の方が参加されました

10月13日(金)、袋井市内の小学校で行われた「袋井・森地区教育研究会小学校保健体育部研修会」で、本学スポーツ科学部の徐広孝准教授が講師を務めました。

テーマは「小学校高学年のサッカー単元における守備から学び始める授業展開法」。

授業でサッカーを指導する際、ドリブルやシュートなど攻撃面から始めることが多いのですが、ボールを蹴るのが苦手、初めてという児童にはハードルが高い場合があります。また常に攻守が入れ替わるサッカーは守備も重要で、そのおもしろさは大きな魅力です。


この研修会では、守備面に着目し、子どもたちみんなが楽しくサッカーを学べるような授業展開法を、徐研究室が作成した教材「学習ノート」(※1)を基に、参加した小学校教員の皆さんに児童役となって体感していただきました。

ゴールキーパー/GKの練習① 膝をついてキャッチ

ゴールキーパー/GKの練習② ダイビングキャッチ

膝をついてボールをキャッチすることからダイビングキャッチまで、ケガをしない着地方法も含めて細かく段階を踏んで学びます。

ディフェンダー/DFの練習① シュートコースをふさぐ

攻撃を邪魔しシュートさせない動きを中心に練習。ドリブルでは、まず足のどの位置でボールを蹴るのかを確認。これも大事なポイントです。

運営に参加したゼミ生たち

学習ノート(右)と解説本(左)

参加した先生方からは「守備から教える、ということに驚いた」という感想が多く、「スモールステップでわかりやすかった」「自分はサッカーが不得意だが学習ノートに沿ってなら教えられそう」「学習ノートを使ってみたい」という嬉しいお言葉も頂きました。

また今回、運営に参加したゼミ生の2人はサッカー部所属で、この学習ノートの作成にも関わってきました。落合 海斗さん(経営学部 スポーツ経営学科4年)は「自分はDFで、守備のおもしろさを伝えられたと思う。良かった」、吉川 薫さん(経営学部 スポーツ経営学科4年)は「先生方が積極的に参加してくださって嬉しかった。先生が楽しければ教わる子どもたちも楽しくなると思う」と、学習ノートの手応えを実感できたようです。

※1 徐研究室(ゼミ)では2021年から小・中・高等学校の保健体育授業のコンサルティング活動を行い、その一環として体育授業をサポートする教材「学習ノート」の作成に取り組み、無償で提供しています。ご興味をお持ちの方は、静岡産業大学教員紹介「徐広孝准教授」の連絡先よりご一報ください。