2023年2月18日（土）、磐田キャンパスのスポーツ科学実験室にて、アザレア・セブンの選手の身体パフォーマンス測定が行われました。この測定会は（一社）アザレア・スポーツクラブの科学的サポートを行っている江間諒一准教授(スポーツ科学部)の研究室が今年度より実施しているもので、今回が三回目となります。江間ゼミナール所属学生(3年生)と、新年度から新たにゼミに加わるスポーツ科学部2年生が計測スタッフとして参加しました。骨格筋量やヘモグロビン推定、複数の速度条件下における等速性筋力、ジャンプ力、ハムストリングの筋力測定等を実施しました。
　
　選手の多くはデュアルキャリア（仕事と選手の両立）として活動しています。学生にとって、本プロジェクトへの参加は、自身の将来について考えるきっかけとしても機能しています。また、チームには複数の海外選手も所属しています。英語やボディ・ランゲージを駆使しながら、選手に測定方法を説明したり、コミュニケーションをとったりすることは、学生にとって貴重な経験となりました。
　
　本学では、得られたデータを分析し、選手やチームスタッフにフィードバックしていくことで競技力向上に貢献していきます。また、学生にとっては授業で学んだことを実践する場となり、スポーツを科学的に理解する上で貴重な体験となりました。アザレア・セブンの皆様には改めて感謝申し上げます。今後も、同クラブのREGIONAL PARTNERとしてスポーツを通じた様々な連携を図って参りたいと思います。