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英語学習におけるCDの活用


准教授 後藤 隆浩 (イギリス文学)

 近年、日本における英語学習の環境は、大きく変化したといえるでしょう。英語学習者にとりましては、たいへんに便利で恵まれた時代となりました。科学技術の進歩、蓄積の恩恵により、学習者は非常に能率的、効果的に語学トレーニングを行うことができるようになりました。身近な例をあげてみますと、英語学習書の付属教材としてのCDの登場により、学習者は「聴く」「話す」といった音声領域の自習を、たいへん楽に行うことができるようになりました。

 周知のように日本の英語教育の歴史におきましては、音声領域の学習に、教授者、学習者ともに多くの努力と工夫を積み重ねてまいりました。そして現在、この音声領域の学習に付随していた諸困難は、ほぼ解消されたと言ってもよいでしょう。CDを中心とした音声教材と音声再生装置の普及により、学習者は個人レベルで自由に音声領域の学習スケジュールを組むことが可能となりました。

 1970年代頃からのカセットテープレコーダーの普及により、学習者は個人的に音声領域の学習を行うことができるようになりました。模範となる音声が常に再生可能な状態となったことは、当時としてはたいへん画期的なことであったと思います。しかしながら、当時は、学習書の内容に対応したカセットテープ教材は、別売の商品であることが多かったようです。

 現在、大学用の英語教科書は、CD付のものが多くなってまいりました。CD付の英語学習書も増えてきました。CD付の学習用英和辞典も出版されております。これは学習者にとって、たいへんに恵まれた状況であるといえるでしょう。学習者の皆さんが、CD教材を徹底的に活用することにより、バランスのとれた総合的な英語力を培っていかれますよう願っております。