【包括連携協定に基づく部活動支援】浜松江之島高等学校・硬式野球部で第3回(最終回)指導を実施(大島建 講師)
実施日時:2025年12月11日(木)16:00〜20:00
場所:浜松江之島高等学校(静岡県浜松市)
本学は静岡県教育委員会との包括連携協定に基づき、県立高校における教育・部活動支援を継続的に推進しています。
2025年12月11日、スポーツ科学部の大島建講師が浜松江之島高等学校硬式野球部に対し、第3回目(最終回)となる技術指導を実施しました。今回は、屋外球場での実施となり、守備および打撃の基礎技術の習得と再現性向上を中心に指導を行いました。また、本学スポーツ科学部の大島ゼミ生・河合さんも参加し、実際の指導を経験しました。
場所:浜松江之島高等学校(静岡県浜松市)
本学は静岡県教育委員会との包括連携協定に基づき、県立高校における教育・部活動支援を継続的に推進しています。
2025年12月11日、スポーツ科学部の大島建講師が浜松江之島高等学校硬式野球部に対し、第3回目(最終回)となる技術指導を実施しました。今回は、屋外球場での実施となり、守備および打撃の基礎技術の習得と再現性向上を中心に指導を行いました。また、本学スポーツ科学部の大島ゼミ生・河合さんも参加し、実際の指導を経験しました。
【目的】
・守備・打撃の基礎動作の習得と再現性向上
・生徒の学ぶ力(問い→検討→実践→省察)のさらなる深化
・地域の競技力向上と学術的知見の還元
・生徒の学ぶ力(問い→検討→実践→省察)のさらなる深化
・地域の競技力向上と学術的知見の還元
【守備・打撃指導内容】
<守備(グラウンド)>
| 項目 | 指導内容 |
| ゴロ捕球 | ゴロ捕球動作の理解と反復 |
| ダブルプレー | 二遊間におけるダブルプレー時のベースの踏み方、スナップスローの動作理解と反復 |
| バント処理 | バント処理における素手での打球処理による「手とボールの接触の仕方」の理解と反復 |
| タグプレー | タグプレー(ミットワーク・身体の向き)に関する基本動作の理解と反復 |
<打撃(屋外練習場)>
| 項目 | 指導内容 |
| スイング分析 | コミュニケーションを図りながらのスイング分析 |
| ティー・フロント打撃 | 上肢(手・両肘・両肩の五角形)の構えからトップ、インパクトまでの維持と踏み台足の角度・タイミングの再現性向上 |
| ゼミ生の参加 | ゼミ生・河合さんが打撃補助とフィードバックを担当 |
【指導の様子】

タグプレーのスキルを指導している様子

コミュニケーションを図りながらのスイング分析している様子

ゼミ生・河合さんがスイング指導している様子
【大島建 講師のコメント】
第3回となる今回は、屋外球場というより実戦に近い環境で指導を行うことができました。特に素手での打球処理では、生徒の皆さんが“ボールとの距離感”や“手とボールの接触の仕方”を丁寧に確認しながら取り組む姿が印象的で、ゴロ捕球の入り方やリズムが前回よりも大きく向上していました。また、二遊間でのダブルプレー動作では、ベースの踏み方やスナップスローの質が安定してきており、一連の流れを自ら考えながら反復する姿に成長を感じました。バント処理やタグプレーといった細かな守備技術についても、実演を交えながら基本の型を確認しましたが、生徒の皆さんはそれぞれが課題を言葉にし、どう改善するかを自ら考えながら練習に取り組む姿勢が素晴らしかったです。
打撃練習では、対話形式でスイング分析を進めたことで、自分の癖や課題を的確に把握できるようになり、上肢の五角形(手・両肘・両肩の関係)の維持や踏み込み足のタイミングなど、再現性に関わる部分が確実に改善されていました。また、河合さんも打撃補助として参加し、大学で学んだ理論を現場でどのように伝えるかを実践的に経験する貴重な機会となりました。
全体として、生徒の皆さんの主体性が前回よりさらに高まり、練習の合間にも積極的に質問が出るなど、学びに向き合う姿勢の成長を強く感じました。今回の指導は、包括連携協定に基づく今年度の部活動支援としては最終回となりましたが、この3回の積み重ねによって基礎技術の理解が着実に深まり、来シーズンに向けての大きな土台ができたと感じています。今後、生徒の皆さんが今回の学びを日々の練習や試合でさらに発展させ、来季のさらなる飛躍につなげてくれることを大いに期待しています。
最後に、継続的に指導の機会をいただいた浜松江之島高等学校関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。これからも、地域のスポーツ振興および競技力向上に貢献できるよう努めてまいります。
打撃練習では、対話形式でスイング分析を進めたことで、自分の癖や課題を的確に把握できるようになり、上肢の五角形(手・両肘・両肩の関係)の維持や踏み込み足のタイミングなど、再現性に関わる部分が確実に改善されていました。また、河合さんも打撃補助として参加し、大学で学んだ理論を現場でどのように伝えるかを実践的に経験する貴重な機会となりました。
全体として、生徒の皆さんの主体性が前回よりさらに高まり、練習の合間にも積極的に質問が出るなど、学びに向き合う姿勢の成長を強く感じました。今回の指導は、包括連携協定に基づく今年度の部活動支援としては最終回となりましたが、この3回の積み重ねによって基礎技術の理解が着実に深まり、来シーズンに向けての大きな土台ができたと感じています。今後、生徒の皆さんが今回の学びを日々の練習や試合でさらに発展させ、来季のさらなる飛躍につなげてくれることを大いに期待しています。
最後に、継続的に指導の機会をいただいた浜松江之島高等学校関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。これからも、地域のスポーツ振興および競技力向上に貢献できるよう努めてまいります。
