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【包括連携協定に基づく部活動支援】浜松江之島高等学校・硬式野球部で指導を実施(大島建 講師)


実施日時:2025年10月23日(木)16:00〜20:00
場所:浜松江之島高等学校(静岡県浜松市)


 本学は静岡県教育委員会との包括連携協定に基づき、県立高校の教育・部活動支援を推進しています。
2025年10月23日、スポーツ科学部の大島建講師が浜松江之島高等学校硬式野球部に対し、打撃を中心とした技術・戦術指導を行いました。参加生徒は対話的なセッションを通じて、「個性動作のポイント/標準動作のポイント」を整理し、打撃技術や戦術の理解を深めました。

【目的】

・高校生の競技力向上(打撃の確実性・戦術理解の向上)
・生徒の学ぶ力(問い→検討→実践→省察)の涵養と、経験・知見の地域還元

【当日のスケジュール】

時間帯 内容 具体項目/ポイント
16:00 – 16:30 ウォーミングアップ ・可動域や体幹連動を高める動的ストレッチ
・反応ドリル
・短ダッシュ
16:30 – 19:00 打撃指導(ティー/フリー) ・目標と課題のヒアリング
・「個性を出す/出さない」技術の線引き
(構え・リズムは可変、踏み出し足接地のタイミング、インパクト前後の軌道と下半身主導は共通基礎 等)
・打席での戦術意思決定
(例:カウント・ケース別の狙い球、ファウル活用 等)
・個別フィードバック(フォーム、技術・戦術思考 等)
19:00 – 19:30 トレーニング ・体幹
・出力伝達ドリル
19:30 – 20:00 質疑応答 ・用具選択
・進路、キャリア選択
・大舞台(甲子園、都市対抗)での経験(失敗・成功談) ほか

【指導の様子】

練習前の挨拶

選手への目標と課題のヒアリング

選手への打撃技術・戦術指導

【大島建 講師のコメント】

 本日は、冒頭挨拶で「すべてを鵜呑みにせず、取捨選択を」とお伝えしてスタートしました。生徒の皆さんは素直で学習意欲が高く、野球への理解も深いと感じました。指導を進める中で主体的な質問が増え、バットスイングはチェックポイントの明確化により課題の言語化が進展しました。また、配球の読みや狙い球の設定も改善し、フリー打撃では「なぜ凡打になったか」を自ら説明できる場面が多く見られました。次回以降は、打撃に加えて守備・走塁も指導予定です。1か月後の変化をともに検証できることを楽しみにしています。
 最後に、部活動支援の機会を賜りました浜松江之島高等学校関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。今後も連携協定を通じて、地域のスポーツ振興に貢献してまいります。