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オンリーワン・ハイスクール事業 高校陸上競技選手の身体パフォーマンス評価


 静岡産業大学は静岡県立静岡西高等学校と教育提携を結んでおり、オンリーワン・ハイスクール事業などを通じて、大学生と高校生の交流を図っています。2024年3月9日(土)、静岡西高等学校陸上競技部の生徒28名が本学を訪問し、除脂肪量や筋力、パワー、スタート号砲に対する反応時間などの身体パフォーマンスを測定しました。スポーツ科学研究で用いられる研究手法を経験し、早期からスポーツ科学への理解や関心を深めること、身体の状態を把握し食事やトレーニングの方針に活かすこと、日頃のトレーニング効果がきちんと表れているのか調べることなどを目的としています。昨年度から連携が開始され、今回で4回目の測定会になります。
 江間諒一准教授(スポーツ科学部)のゼミ所属学生や陸上競技部員が中心スタッフとして携わり、高校生と交流を持ちながら計測を行いました。参加生徒の多くは、専門性の高い機材や測定に、大きな驚きと関心を寄せていました。一部の生徒には、専門ソフトの操作を体験してもらいました。今回の測定結果は、半年前や1年前の結果と比較することができ、数値が向上しているかどうか、弱点や長所がどこにあるのか等を把握するために活用できます。結果に関する解説を聞きながら、生徒たちは過去の結果と今回の結果を熱心に比較していました。
 用いた方法は、日本代表選手の測定や最新のスポーツ科学研究で活用されているものが含まれます。学生は事前に使い方を身につけ、各測定項目の責任者的立場で計測に携わりました。これらの手法は授業でも取り上げており、学びをアウトプットする場として、今回の事業が機能するようにしています。学生には、高校生の良き先輩として振る舞い、指導やアドバイスを行うことを求めています。
 このように本学では、身につけた専門知識を活用し社会に貢献できる人物になるための、実践的な研究教育活動を行っています。