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名古屋にてゼミ勉強会を開催 -愛知県統計課の皆さまをお迎えして-


静岡産業大学経営学部・牧野ゼミナール(テーマ:統計を用いた経済分析)は9月18日(木)~19日(金)、名古屋にてゼミナール合宿を行いました。この合宿は牧野ゼミナールの夏の恒例行事です。一日目・午後には勉強会を開催し、4年生は卒業研究の中間成果を、3年生は卒業研究に向けた基礎分析の結果を発表します。

今年度は愛知県統計課の皆さまが勉強会に参加してくださり、各発表を聴講、数々の有益なコメントをくださいました。当日の様子は、以下の通りです。

3年生の一人は、浜松市が「音楽のまち」であることに着目し、家計の音楽の楽しみ方を「習う」「聞く」「演奏する」に分類、各項目への支出を「家計調査」(総務省)という統計を用いて分析しました。その結果、「習う」は所得と統計的に有意な関係にあること、「聞く」は近年、形態が大きく変わっていること、「演奏する」は所得と有意な関係を持たないことなどを明らかにしました。

発表後の質疑応答の場において、他のゼミナール生から、家計調査が「二人以上の世帯」と「単身世帯」を区分することについて質問がなされました。それに対して、発表者が分かる範囲で回答するとともに、愛知県統計課様が調査設計上の観点から理由を説明、さらに愛知県における「家計調査」のサンプリング(標本抽出)の詳細を説明してくださいました。

このように、勉強会では統計のユーザー(ゼミ生)とメーカー(統計課様)の間で、活発な情報交換・意見交換が行われました。ゼミ生はいただいたアドバイスをもとに、今後、研究を深めていきます。また、発表後は名古屋市街地での夕食会や、熱田神宮・名古屋港水族館の観光を実施し、有意義な時間を過ごしました。

ご多忙中のところ、勉強会に参加し、数々の有益なコメントをくださった愛知県統計課の皆さまに改めてお礼申し上げます。

本学の「専門ゼミナール」では、各教員が自らの特徴を生かした様々な活動を行っています。各ゼミナールの教育・活動については「専門ゼミナール履修ガイド」をご覧ください。