【岩本武範研究室・夏の学外活動③】京都大学大学院と研究交流 ~大学の枠を超えた「問い」から学ぶ~
2026年9月17日、岩本ゼミは京都大学桂キャンパスを訪問し、京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻・都市地域計画研究室との研究交流を行いました。
今回の訪問には、岩本ゼミの3年生に加え、1年生4名、2年生1名も自主的に参加しました。
訪問先の都市地域計画研究室は、岩本武範教授が博士課程在籍時に研究指導を受けた研究室でもあります。当日は、宇野伸宏教授、松中亮治准教授、西垣友貴助教をはじめ、学部4年生、大学院修士1年生の皆さんに迎えていただきました。
今回の交流の目的は、学生たちが普段とは異なる研究環境に触れ、研究者や大学院生との対話を通して、自分自身の学びや研究を見つめ直すことです。
午前10時頃に京都大学桂キャンパスへ到着した一行は、まずキャンパス内を見学。その後、午前10時30分から京都大学と静岡産業大学、それぞれ2名の学生による研究発表とディスカッションを行いました。
本学からは、3年生の原蒼平さんが「主体性の実践とその成果」、正木陽太さんが「貧困から考える無意識下の偏見・それらの払拭」をテーマに発表しました。
いずれも、自身の経験や問題意識から生まれた問いを起点とした研究です。行動心理や自己理解、アンコンシャスバイアスと社会のあり方について、それぞれの視点から考察しました。
今回の訪問には、岩本ゼミの3年生に加え、1年生4名、2年生1名も自主的に参加しました。
訪問先の都市地域計画研究室は、岩本武範教授が博士課程在籍時に研究指導を受けた研究室でもあります。当日は、宇野伸宏教授、松中亮治准教授、西垣友貴助教をはじめ、学部4年生、大学院修士1年生の皆さんに迎えていただきました。
今回の交流の目的は、学生たちが普段とは異なる研究環境に触れ、研究者や大学院生との対話を通して、自分自身の学びや研究を見つめ直すことです。
午前10時頃に京都大学桂キャンパスへ到着した一行は、まずキャンパス内を見学。その後、午前10時30分から京都大学と静岡産業大学、それぞれ2名の学生による研究発表とディスカッションを行いました。
本学からは、3年生の原蒼平さんが「主体性の実践とその成果」、正木陽太さんが「貧困から考える無意識下の偏見・それらの払拭」をテーマに発表しました。
いずれも、自身の経験や問題意識から生まれた問いを起点とした研究です。行動心理や自己理解、アンコンシャスバイアスと社会のあり方について、それぞれの視点から考察しました。

3年生の原蒼平さん「主体性の実践とその成果」

3年生の正木陽太さん「貧困から考える無意識下の偏見・それらの払拭」
京都大学からは、学部4年生がこれからの学生生活や将来の生き方について、大学院生が「15分圏域都市」を題材とした都市の数理的な分析について発表。研究分野やアプローチの異なる発表が並んだことで、その後の議論も多方面へと広がりました。
約90分にわたる意見交換では、京都大学の教員や学生から、本学学生の研究に対して「研究の問いをさらに絞り込む必要があるのではないか」「統計解析の手順を再検討してはどうか」「主体性は環境だけによって生み出されるのか」といった問いが投げかけられました。
一つのテーマを深く掘り下げるだけでなく、異なる角度から問い直す議論が続き、学生たちにとって、自分の研究を客観的に見つめ直す貴重な機会となりました。
その一方で、岩本ゼミの学生たちも、自分がなぜその研究テーマに関心を持ったのかを、自らの経験を交えながら堂々と説明しました。研究の出発点にある実体験や問題意識には参加者から共感も寄せられ、学生たちにとって自分たちの研究の強みを再認識する機会にもなりました。
交流を終えた学生からは、自分たちの「現在地」を知ることができた一方で、「自分たちも負けていられない」と刺激を受けた声も聞かれました。
約90分にわたる意見交換では、京都大学の教員や学生から、本学学生の研究に対して「研究の問いをさらに絞り込む必要があるのではないか」「統計解析の手順を再検討してはどうか」「主体性は環境だけによって生み出されるのか」といった問いが投げかけられました。
一つのテーマを深く掘り下げるだけでなく、異なる角度から問い直す議論が続き、学生たちにとって、自分の研究を客観的に見つめ直す貴重な機会となりました。
その一方で、岩本ゼミの学生たちも、自分がなぜその研究テーマに関心を持ったのかを、自らの経験を交えながら堂々と説明しました。研究の出発点にある実体験や問題意識には参加者から共感も寄せられ、学生たちにとって自分たちの研究の強みを再認識する機会にもなりました。
交流を終えた学生からは、自分たちの「現在地」を知ることができた一方で、「自分たちも負けていられない」と刺激を受けた声も聞かれました。

研究発表会後の学生交流の様子

京都大学大学院、静岡産業大学の参加学生らの集合写真
午後は全員で大学の食堂を利用した後、京都市内へ移動。「人を動かすマーケティング」をテーマに、まちそのものを教材としたフィールドワークを行いました。
このフィールドワークでは、本学学生部長の熊王康宏教授からの紹介を受け、京都のものづくりや地域に根ざした商いに触れる機会も設けられました。学生たちは実際に店舗を訪れ、長く受け継がれてきた工芸やものづくりの魅力を体感するとともに、商品そのものだけではなく、店の立地や空間、ブランドの見せ方、人を惹きつける仕掛けにも目を向けました。
熊王教授からの紹介によって、研究交流だけでは得られない、京都ならではの文化や商いに触れる学びが加わり、今回の課外活動はより幅広いものとなりました。
このフィールドワークでは、本学学生部長の熊王康宏教授からの紹介を受け、京都のものづくりや地域に根ざした商いに触れる機会も設けられました。学生たちは実際に店舗を訪れ、長く受け継がれてきた工芸やものづくりの魅力を体感するとともに、商品そのものだけではなく、店の立地や空間、ブランドの見せ方、人を惹きつける仕掛けにも目を向けました。
熊王教授からの紹介によって、研究交流だけでは得られない、京都ならではの文化や商いに触れる学びが加わり、今回の課外活動はより幅広いものとなりました。

一澤信三郎帆布(京都・東山)
その後も学生たちは、自分たちの関心に沿って京都市内を歩き、店舗、観光、人の移動、都市空間などを観察しました。決められた答えを探すのではなく、実際に街に出て、自分の目で見て、違和感や面白さを拾い上げることも、今回のフィールドワークの大切な狙いです。
こうした活動から得た気づきは、後期ゼミのテーマである「人を動かすマーケティング」や都市・地域の課題を考えるための題材として活用していきます。
岩本教授は今回の活動について、「研究は特別な人だけが取り組む難しいものではなく、自分自身が抱いた『なぜだろう』という問いから始められるものです。研究を通じて知性を高め、変化する時代の中で自分なりに考え、行動できる力を身につけてほしいと考えています」と話します。
また、普段とは異なる大学や街、人との出会いは、単に知識を増やすだけではありません。自分自身の現在地を知り、これまでの経験や将来を見つめ直し、「もう少しやってみよう」「次は自分も動いてみよう」と思えるきっかけにもなります。
岩本ゼミでは、教室で学ぶだけではなく、人や場所との出会いによって学生の行動が自然に生まれるような学びを大切にしています。
今後も学内の教員との連携や他大学との研究交流、フィールドワークなどを通じて、学生一人ひとりの基礎となる知性や学力を高めるとともに、自ら問いを持ち、変化する社会の中で自分の未来を切り拓いていく力を育んでいきます。
こうした活動から得た気づきは、後期ゼミのテーマである「人を動かすマーケティング」や都市・地域の課題を考えるための題材として活用していきます。
岩本教授は今回の活動について、「研究は特別な人だけが取り組む難しいものではなく、自分自身が抱いた『なぜだろう』という問いから始められるものです。研究を通じて知性を高め、変化する時代の中で自分なりに考え、行動できる力を身につけてほしいと考えています」と話します。
また、普段とは異なる大学や街、人との出会いは、単に知識を増やすだけではありません。自分自身の現在地を知り、これまでの経験や将来を見つめ直し、「もう少しやってみよう」「次は自分も動いてみよう」と思えるきっかけにもなります。
岩本ゼミでは、教室で学ぶだけではなく、人や場所との出会いによって学生の行動が自然に生まれるような学びを大切にしています。
今後も学内の教員との連携や他大学との研究交流、フィールドワークなどを通じて、学生一人ひとりの基礎となる知性や学力を高めるとともに、自ら問いを持ち、変化する社会の中で自分の未来を切り拓いていく力を育んでいきます。