先輩の卒業研究を、後輩たちが地域の実践へつなげました ~岩本研究室(都市工学・実践マーケティング)が白鬚神社祇園祭で子ども向け企画を運営しました~
2026年6月13日(土)、本学 経営学部 岩本武範研究室の学生が、静岡市駿河区長田地区で開催された白鬚神社祇園祭に参加し、子ども向けの売店、くじ、景品企画の運営を行いました。

白鬚神社祇園祭の会場には
多くの子どもたちや地域の方々が訪れました
今回参加したのは、古林和花さん、竹﨑涼さん、正木陽太さん、大石柾輝さんの4名です。当日は、地域の方々や保護者が見守るなか、学生たちは子どもたちに声をかけながら、景品の説明、くじの運営、商品の受け渡し、売店対応などを担当しました。会場には多くの子どもたちが訪れ、学生たちは一人ひとりに丁寧に対応しながら、祭りのにぎわいを支えました。

子どもたちに声をかけながら
くじや景品企画を運営する岩本研究室の学生たち
白鬚神社祇園祭は、地域の役員、組長、各組織の代表者、女性部、子ども会など、多くの地域住民によって支えられている地域行事です。当日は、朝から神社や公民館周辺の清掃、飾り付け、神事の準備が行われ、午後から売店や子ども向けビンゴゲーム、大人向けビンゴゲームなどが実施されました。学生たちは、こうした地域の行事運営の一部に加わり、子どもたちが楽しめる場づくりに取り組みました。

地域の方々によって支えられている白鬚神社祇園祭の様子
今回の活動の大きな特徴は、単なる地域行事への参加にとどまらない点にあります。岩本研究室で実践マーケティングやウェルビーイングを学び、白鬚神社の祭礼と子ども会活動を題材に卒業研究を行った、2025年度卒業生の古林泰河さん(現 静岡産業大学 入試・広報室職員)の論文が、この活動の一つの土台となっています。
古林泰河さんの研究では、地域行事において子どもたちが小さな役割や体験を持つことが、地域への愛着や次世代の担い手意識につながる可能性が示されました。周囲の大人などから承認されること、同じ時間と空間を共有することも、その重要な要因として挙げられています。
その研究では、子ども会活動の中に「短時間役割化」「即時承認」「身体的達成」「共有体験」「約束生成」という5つの要素が見出されました。これは、地域の祭りを単なるイベントとして捉えるのではなく、子どもたちの幸福感や自己効力感、地域への信頼がどのように生まれるのかを考える視点です。
古林泰河さんの研究では、地域行事において子どもたちが小さな役割や体験を持つことが、地域への愛着や次世代の担い手意識につながる可能性が示されました。周囲の大人などから承認されること、同じ時間と空間を共有することも、その重要な要因として挙げられています。
その研究では、子ども会活動の中に「短時間役割化」「即時承認」「身体的達成」「共有体験」「約束生成」という5つの要素が見出されました。これは、地域の祭りを単なるイベントとして捉えるのではなく、子どもたちの幸福感や自己効力感、地域への信頼がどのように生まれるのかを考える視点です。

子どもたちが自分で選び、学生が丁寧に説明する場面。
先輩の研究で示された「小さな体験の積み重ね」が実践されました
今回の活動は、その研究をさらに発展させるため、後輩たちがまず現場を体験し、子どもたちとの関わりから学びを深めようとして実現したものです。卒業研究で得られた知見が、今回、後輩たちの実践へと受け継がれたことは、岩本研究室にとっても、本学の学びの成果としても、非常に大きな意味を持ちます。
当日の会場では、子どもたちが景品を前にして迷い、選び、受け取り、笑顔を見せる場面が多く見られました。学生たちは、子どもたちの目線に合わせながら説明し、声をかけ、安心して楽しめる雰囲気をつくっていました。こうした一つひとつの関わりは、子どもたちにとっては小さな楽しい経験であると同時に、地域の祭りに参加した記憶として残っていきます。世代間交流や文化継承の文脈からも価値のあることと考えられます。
当日の会場では、子どもたちが景品を前にして迷い、選び、受け取り、笑顔を見せる場面が多く見られました。学生たちは、子どもたちの目線に合わせながら説明し、声をかけ、安心して楽しめる雰囲気をつくっていました。こうした一つひとつの関わりは、子どもたちにとっては小さな楽しい経験であると同時に、地域の祭りに参加した記憶として残っていきます。世代間交流や文化継承の文脈からも価値のあることと考えられます。

景品を前に、楽しそうに選ぶ子どもたち。
学生たちは一人ひとりに寄り添いながら対応しました
また、学生にとっても、今回の活動は大きな学びの場となりました。地域行事は、計画通りに進むことばかりではありません。子どもたちの動き、保護者の見守り、売店の混雑、景品の受け渡し、声かけのタイミングなど、その場で判断しながら対応する力が求められます。学生たちは、地域の方々と協力しながら、自分たちの役割を果たし、子どもたちの体験を支える実践的な学びを得ました。
さらに今回は、卒業研究に取り組んだ古林泰河さんも参加しました。古林泰河さんは現在、静岡産業大学 入試・広報室の職員として母校で勤務しています。かつて岩本研究室の学生として地域を研究した卒業生が、今度は母校の職員として、後輩たちとともに地域活動に関わる姿は、大学での学びが卒業後も継続し、後輩や地域へとつながっていくことを象徴しています。
岩本研究室では、地域社会の課題を机上で学ぶだけでなく、学生自身が現場に入り、人と関わり、実践を通じて考えることを大切にしています。地域の子どもたちと向き合うことは、単なるボランティア活動ではありません。子どもたちが楽しいと感じる場をどうつくるか、地域の方々が大切にしてきた行事をどう支えるか、そして大学生として地域にどのような価値を届けられるかを考える実践的な学びです。
今回の白鬚神社祇園祭での活動は、先輩の卒業研究、後輩の地域実践、卒業生の参加、そして地域の子どもたちの笑顔が一つにつながる取組みとなりました。卒業研究が提出して終わるのではなく、ゼミナールの中で受け継がれ、後輩たちの実践へと展開されていくことは、大学教育においても非常に意義深いものです。
岩本研究室では、今後も人と社会を輝かせる取組みを通じて、学生が地域社会の未来を支える力を育てる実践的な学びを続けていきます。
さらに今回は、卒業研究に取り組んだ古林泰河さんも参加しました。古林泰河さんは現在、静岡産業大学 入試・広報室の職員として母校で勤務しています。かつて岩本研究室の学生として地域を研究した卒業生が、今度は母校の職員として、後輩たちとともに地域活動に関わる姿は、大学での学びが卒業後も継続し、後輩や地域へとつながっていくことを象徴しています。
岩本研究室では、地域社会の課題を机上で学ぶだけでなく、学生自身が現場に入り、人と関わり、実践を通じて考えることを大切にしています。地域の子どもたちと向き合うことは、単なるボランティア活動ではありません。子どもたちが楽しいと感じる場をどうつくるか、地域の方々が大切にしてきた行事をどう支えるか、そして大学生として地域にどのような価値を届けられるかを考える実践的な学びです。
今回の白鬚神社祇園祭での活動は、先輩の卒業研究、後輩の地域実践、卒業生の参加、そして地域の子どもたちの笑顔が一つにつながる取組みとなりました。卒業研究が提出して終わるのではなく、ゼミナールの中で受け継がれ、後輩たちの実践へと展開されていくことは、大学教育においても非常に意義深いものです。
岩本研究室では、今後も人と社会を輝かせる取組みを通じて、学生が地域社会の未来を支える力を育てる実践的な学びを続けていきます。