11月6日、磐田市議会議員全26名を磐田キャンパスにお迎えし、学生との意見交換会「オータムミーティングin静岡産業大学」を開催しました。

若者の「リアル」な声が、磐田の未来を切り拓く！
この意見交換会は、磐田市が抱える「若者人口の減少」という地域課題に対し、その当事者である学生の率直な意見を聴き、今後の市政に活かしたいという市議会からの強い要請に基づいて実現しました。
本学の「地域政策論」（山内秋人特任教授）の授業の一環として実施され、学生にとっては地域課題を深く掘り下げ、課題解決に向けた方策を検討する貴重な実学の機会となりました。

活発な議論で提案続々！子育て・教育・出会いをテーマに
意見交換会では、5～6人のグループに分かれ、「子育て支援や教育、遊び場」そして「出会い・マッチング」という、若者の定住施策に直結する重要なテーマで熱い議論が交わされました。
最初はやや遠慮がちだった学生たちも、次第に打ち解け、市政への期待や要望を積極的に発言しました。
特に、注目を集めた具体的な提案は以下の通りです。
　◎未来を担う教育への投資：
　　・高校生年代までの教育費の完全無償化
　　・学生生活を支援する奨学金のさらなる充実
　◎子育て世代への魅力向上：
　　・天候に左右されない全天候型の子どもの遊び場の整備
　◎出会いの創出と定住促進：
　　・市による安心・安全なマッチングアプリの運営
　　・出会いの機会を提供する交流イベントの創出
　　・若い女性が魅力を感じる多様な働く場所の確保

市議会からは、これらの貴重な意見を参考に、今後、子育て支援や教育のあり方、出会いの場の創出といった施策の取りまとめを進めていくとの表明がありました。

共創による実学をさらに深化へ
本学は今後も、磐田市や市議会との「共創」を重視し、地域課題の解決に貢献する実践的な学び（実学）をさらに深めてまいります。