本学の学生が、藤枝市の株式会社藤枝江崎新聞店様と連携し、生活情報誌「ふじえ～ら」において、2号にわたり特集紙面の制作に取り組みました。
本プロジェクトでは、株式会社藤枝江崎新聞店様のご協力のもと、企画立案から取材・記事執筆に至るまでを、学生が主体的に手掛けました。本学は、このような社会・企業との連携を通じた学びを「社会実践講座」という科目として単位認定することで、学生が企業を多角的な視点から体験的に学ぶことを可能としています。今回の取り組みは、プロの視点に触れつつ地域に貢献できる、学生にとって貴重な実践の機会となりました。

9月号を担当したのは、経営学部2年生の五十右蓮皇さんと経営学部1年生の前田鼎さんです。2人は、静岡県天然記念物に指定されている大慶寺の久遠の松エリアを中心に、「他には負けないこだわりを持つお店」をテーマに現地調査・取材・執筆を行いました。

本プロジェクトについて五十右さんは、
「アポ取りをスムーズに進める様子や、自分たちが書いた原稿が見やすくレイアウトされた紙面を目にして、プロの方々の仕事のすごさを実感しました。取材したエリアは、これまで通り過ぎるだけで立ち寄ることがありませんでしたが、今回の経験を通じて藤枝の魅力を改めて発見することができました。特に大慶寺では、誰もが気軽に訪れやすい空間づくりが進められており、従来のお寺のイメージが大きく変わりました。今回の特集をきっかけに、多くの方に藤枝の新たな魅力を感じていただければ嬉しいです。」

また、前田さんは、
「取材を通して、一見お店には見えない建物の中に素敵なお店があったり、あんこ作りの現場を見学させていただいたりと、実際に足を運ばなければわからない発見や感動がたくさんありました。藤枝の人々の温かさを感じられ、商品に込められたこだわりを直接伺えたことも貴重な経験でした。」

と、それぞれ取材を通した学びを語り、今後もこのような活動に積極的に取り組んでいきたいと意欲を見せていました。
「ふじえ～ら」10月号でも、本学学生による特集が掲載されます。ぜひご覧ください！