本学留学生が LUSH 静岡店の多文化交流イベントにて自国の紹介をしました
2025年8月24日、静岡市呉服町にある LUSH 静岡店にて、多文化交流イベント「国際連帯Queerマーケット」が開催されました。
このイベントは、「異なる文化背景、社会的経験、属性を持った海外からの移住者の人々と一緒に平和で共生できる未来を目指したいという想いから、地域の仲間と一緒に多文化交流できる場を作りたい」と開催されたものです。
本学磐田キャンパスの留学生トゥトゥリャンさん(ミャンマー出身)と藤枝キャンパスの留学生ディヌカギターンジャナ・ペーマラタナさん(スリランカ出身)が、自分の国の紹介をし、来場者と交流しました。
このイベントは、「異なる文化背景、社会的経験、属性を持った海外からの移住者の人々と一緒に平和で共生できる未来を目指したいという想いから、地域の仲間と一緒に多文化交流できる場を作りたい」と開催されたものです。
本学磐田キャンパスの留学生トゥトゥリャンさん(ミャンマー出身)と藤枝キャンパスの留学生ディヌカギターンジャナ・ペーマラタナさん(スリランカ出身)が、自分の国の紹介をし、来場者と交流しました。
ディヌカさんは、日本とスリランカのつながりについて話しました。第二次対戦後の1951年、サンフランシスコ講和会議にて、日本に対する厳しい制裁を求め日本を分割統治すべきだと考えていた国々があった中で、スリランカの故ジャヤワルデネ元大統領が「憎しみを憎しみで返しても、戦争は終わらない。憎しみは愛によってのみ止む」とスピーチしたことを紹介しました。ジャヤワルデネ元大統領は、他国が日本を支配するのではなく、日本を国際社会の一員として復興を支援すべきだと訴えました。それにより、日本は分割統治されることなく、独立を維持することができました。そのようなことがあり、スリランカは日本が戦後最初に国交を結んだ国の一つとなりました。
ジャヤワルデネ元大統領は「日本とスリランカは共に歩んできた」との思いを持ち、生前に角膜の提供を希望し、「一つはスリランカ人に、もう片方は日本人に使ってほしい」と希望したそうです。その角膜は、実際に静岡県の女性に移植されたそうです。このような日本とスリランカの絆を、ディヌカさんは来場者に語りました。
ジャヤワルデネ元大統領は「日本とスリランカは共に歩んできた」との思いを持ち、生前に角膜の提供を希望し、「一つはスリランカ人に、もう片方は日本人に使ってほしい」と希望したそうです。その角膜は、実際に静岡県の女性に移植されたそうです。このような日本とスリランカの絆を、ディヌカさんは来場者に語りました。
リャンさんは、ミャンマーの紹介をしました。紹介したミャンマーの茶畑の風景などは、来場者から「日本と同じように見える」という声があがっていました。ミャンマーには135以上の民族があるそうで、それぞれ服装、習慣、言葉が違います。ミャンマーの中でも、都会の小学校と地方の小学校は違いがあることや、軍事クーデター後に一変した現在の小学校の様子、一般市民の様子などを説明しました。リャンさんは、「一番伝えたいのは、当たり前だと思っていることは、実際には当たり前じゃないこと。日本では今、平和に生活できているけれど、それだって当たり前のことではないから、いつも感謝の気持ちを忘れないでいきたいと思う。」と来場者に訴えました。
2人はトークセッション後もマルシェ会場内で来場者からの質問に答え、交流を深めていました。
今回、このような貴重な機会を賜りました LUSH 静岡店様に、心より御礼申し上げます。
2人はトークセッション後もマルシェ会場内で来場者からの質問に答え、交流を深めていました。
今回、このような貴重な機会を賜りました LUSH 静岡店様に、心より御礼申し上げます。