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エスエスケイフーズ株式会社にて研修 -大学・経済研究所共同ゼミの試み-


経営学部・藤枝キャンパスでゼミナール科目「経営学専門演習G」(担当:牧野教授 + 静岡経済研究所)を履修する学生20名は、6月17日(火)にエスエスケイフーズ株式会社藤枝工場を訪問し、ドレッシングなど食料品の生産工程を学びました。

経営学部は、静岡産業大学の「教育力」、静岡経済研究所の「調査力」、さらにそれぞれの「研究力」を融合させ、地域に有為な人材を輩出しようと、2011年度より、大学・経済研究所共同でゼミを開講しています。

このゼミのテーマは「静岡県経済の現状と課題」です。学生は、少人数というゼミの特徴を生かし、教員や研究員と楽しく話をしながら、知っているようで知らない地元経済を学びます。また、テキストの内容に加え、経済の実態を知るため、地域の企業などを訪問し学習しています。

今回は、静岡県の主力生産物である食料品をより深く学ぶという趣旨のもと、ドレッシングを生産するエスエスケイフーズ株式会社藤枝工場に訪問し、お話を伺いました。

研修では、最初にドレッシングの生産ラインを見学しました。各工程を工場の上層階から下層階に向けて配置、ドレッシングが重力によって流れていくようにし、生産性をより高めていること、ロボットが原料を自動で運搬するなど機械化を進めていること、製品の品質や重さを厳密にチェックしたうえで出荷することなどを教えていただきました。次にエスエスケイフーズの皆さまより、現在の業務や入社の動機、学生時代に学んだことなどを教えていただきました。学生が小グループに分かれ、社員の皆さまと談笑する時間もあり、疑問に思ったことなどを積極的に尋ねていました。

学生は研修後、「ドレッシングを普段、スーパーで当たり前のように目にするが、それは様々な生産工程を経て作られることが改めて分かり、とても勉強になった」「静岡県で特によく売れるドレッシングや新製品の開発秘話など、普段、聞くことができないことを質問でき、とても楽しかった」「工場の皆さんはとても丁寧に説明してくださった。自分もお客様が喜んでくれる対応をできる人材になりたい」など、感想を話していました。

静岡産業大学は、このように地域の経済研究所、企業、行政機関と協力しながら、理論と実践の両面に優れた人材の養成を目指しています。皆さんも本学で「地元」を学びませんか。