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【スポーツ科学専門演習G】ハヤテベンチャーズ静岡で「プロ野球球団マネジメント講座×スタジアムツアー×試合観戦」を実施(大島建講師)


 2026年5月24日(日)、スポーツ科学部「スポーツ科学専門演習G」では、ハヤテベンチャーズ静岡のご協力のもと、プロ野球球団マネジメント講座、スタジアムツアーおよび試合観戦を組み合わせたフィールドワークを実施しました。
 当日は、履修学生10名が参加し、プロ野球球団の運営実務や地域連携、観客動員、選手育成、スポーツツーリズムについて学びました。

写真1 ハヤテベンチャーズ静岡球団本部長の長谷川文太氏(後列右から3番目)と履修学生10名

<講座内容>プロ野球球団マネジメント講座

 はじめに、ハヤテベンチャーズ静岡球団本部長の長谷川文太氏より、球団の設立背景や運営体制、経営戦略、ファーム球団としての役割について講話をいただきました。
 講座では、ハヤテベンチャーズ静岡がNPBファーム・リーグへの新規参入球団として、選手育成と地域密着型の球団経営を同時に追求していることが説明されました。特に、NPB復帰やドラフト指名、海外リーグ移籍など、選手の次のステージへの挑戦を支援する役割について、具体的な事例を交えながら紹介されました。また、球団経営においては、ドラフト戦略、観客動員、スポンサー獲得、チケット・グッズ・飲食収入、地域イベントとの連携が重要であることが示されました。平均観客数の向上や勝利数の増加が球団経営の安定化に直結する一方で、育成を重視するファーム球団ならではの難しさについても学びました。
 講義後には、学生から観客動員施策、選手獲得、球団スタッフに求められる資質、インターンシップ、セカンドキャリア支援などについて多くの質問が寄せられました。球団関係者からは、実務経験に基づく具体的な回答をいただき、学生はプロスポーツ球団の運営をより実践的に学ぶことができました。

写真2 プロ野球球団マネジメント講座を受講している様子

<スタジアムツアー>球場施設を見学

講座後には、スタジアムツアーを実施しました。学生たちは、普段は入ることのできない球場内の施設を見学し、プロ野球の試合運営を支える現場について理解を深めました。

見学した主な施設は以下のとおりです。
• アナウンス・放送席
• ロッカールーム
• スイングルーム
• 試合直前のフィールドおよびダグアウト

 アナウンス・放送席では、試合中継や場内演出を支える情報発信の役割について学びました。ロッカールームやスイングルームでは、選手が試合に向けて準備を行う環境を見学し、競技パフォーマンスを支える施設面の重要性を確認しました。また、試合直前のフィールドやダグアウトを見学することで、試合開始前の緊張感や、選手・スタッフが一体となって試合に臨む現場の雰囲気を体感することができました。

写真3 アナウンス・放送席を見学している様子

写真4 試合開始直前のフィールドを見学している様子

写真5 試合開始直前のダグアウトを見学している様子

<試合観戦(vs読売ジャイアンツ)>スポーツビジネスの現場を体感

 スタジアムツアー後は、実際に試合を観戦しました。学生たちは、講座で学んだ観客動員、スポンサー広告、グッズ販売、飲食販売、ファンサービス、場内演出などを、試合観戦を通じて確認しました。特に、球場内の広告掲出、観客への情報発信、イベント演出、地域との連携のあり方に注目し、プロスポーツが単なる競技観戦にとどまらず、地域経済や観光、まちづくりと結びつく可能性について考える機会となりました。

写真6 試合観戦している様子

<フィールドワークを終えて>

今回のフィールドワークでは、教室での学びだけでは得られない、プロスポーツ球団の運営現場を体験的に学ぶことができました。
 学生にとっては、球団経営、スポンサーシップ、地域連携、観客サービス、選手育成、スポーツツーリズムなど、スポーツ産業を多角的に理解する貴重な機会となりました。また、ハヤテベンチャーズ静岡が静岡県に根ざした球団として、学校、自治体、商店街、地域イベント等と連携しながら、地域社会との接点を積極的につくっていることも学びました。

 最後に、本フィールドワークの実施にあたりご協力を賜りましたハヤテベンチャーズ静岡の皆さまに、厚く御礼申し上げます。本授業では今後も、地域のスポーツ組織や関係機関との連携を通じて、学生がスポーツビジネスや地域スポーツの現場を実践的に学ぶ機会を創出してまいります。