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消防職員の健康を支えるスポーツ科学 ― 静岡県消防学校での講義を実施 ―


静岡産業大学スポーツ科学部の中井真吾教授は、静岡県消防学校より依頼を受け、消防職員初任教育(第97期)において講義を担当しました。

本講義は、将来現場で活躍する消防職員144名を対象に、「消防活動における身体負荷と健康管理」をテーマとして実施されました。

■ 消防活動に潜む身体リスク
講義では、消防活動に伴う身体負荷をスポーツ医学の視点から解説した。約20kgの装備負荷や深部体温の上昇、最大に近い運動強度など過酷な環境により、筋骨格系障害の発生率も高いことが示された。さらに、障害の一部は訓練中に発生しており、疲労の蓄積や不適切な動作が要因とされる。講義では、筋の硬さ・筋力不足・姿勢不良の改善に加え、睡眠・栄養・セルフチェックなど日常的なコンディショニングの重要性が強調された。

■ 教育と社会貢献をつなぐ実践的取り組み
本講義は、スポーツ科学の知見を社会に還元する取り組みの一環として実施されています。
中井教授は、これまでにも地域高齢者の健康調査やスポーツ現場での障害予防研究などを通じて、科学的根拠に基づく健康支援を推進してきました。
今回の消防学校での教育も、そうした研究成果を現場に応用した実践的な活動です。

■ 未来の現場を支える人材育成へ
消防職員にとって、身体は最も重要な資源です。
本講義を通して受講生は、
「なぜケガが起こるのか」
「どうすれば防げるのか」
を科学的に理解し、今後の訓練や現場活動に活かす視点を養いました。

静岡産業大学スポーツ科学部では、今後も専門知識を社会に還元し、地域と連携した教育・研究活動を推進していきます。

スポーツ医学の視点から消防活動の身体負荷を解説 

全員で取り組むコンディショニング実践

ペアで学ぶ身体の動きと負担のメカニズム

正しい動作を身につける実践指導