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中小企業向けセミナー「事業を強くする人材獲得に向けた勉強会」を開催しました。


 3月28日(火)、静岡産業大学藤枝駅前サテライトキャンパスBiViキャンにて、中小企業向けセミナー「事業を強くする人材獲得に向けた勉強会」を開催しました。このセミナーは藤枝市産学官連携推進協議会が主催し、運営を静岡産業大学キャリア支援課が担当したものです。第一部ではこの夏より大きく制度が変わるインターンシップのルール説明と本協議会事業で企画開発された藤枝型インターンシップ「WINターンシップ」開発経緯、背景についての情報提供を、第二部では実際に「WINターンシップ」を企画、実施した企業の方々によるパネルディスカッションを行いました。会場には地元中小企業の経営者・人事担当者の皆様をはじめ、経済団体の皆様など約50名が詰めかけてくださいました。

 第一部では、新たなインターンシップルールの詳細説明に加え、変更の背景なども解説することでインターンシップ及びキャリア教育プログラムの本質理解を深めた後、藤枝型インターンシップ「WINターンシップ」の開発経緯についての解説を行いました。この「WINターンシップ」は、2021年に学生及び企業の人事担当者の有志がプロジェクトチームを立ち上げ、実施目的やプログラム作成における重要ポイントなどについて、議論を重ねながら産み出したインターンシップ・キャリア教育プログラムです。そのネーミングには、学生と企業双方が満足する取組(WIN―WIN)となることへの願いが込められています。単にプログラムを作る手法論の話ではなく、そのプログラム構築の過程において、今の学生の価値観や仕事探しの考え方を知る、自社の特徴や課題、強み・弱みを整理する、社内連携の在り方を見直すなど、企業が自社の内省を行うことこそが採用力向上、ひいては事業を強くすることにつながるといったマインドセットの変化をも目指したものとなっています。

 第二部のパネルディスカッションでは、実際に「WINターンシップ」を企画、実践した企業の方、プログラム作りに参加した企業の方に参加動機や参加しての感想などを中心にお話をいただきました。やってみて気づいたこと、学べたことに加えて運営面の難しさや社内調整の取り付けなどの苦労したことなどもリアルにお話しいただく中、当日参加いただいた企業の皆様からもライブで質問を受け付けながら進行し、「取り組んでみての成果について」「学生集客についての取組やアイデアは?」など具体的な質問もいただき、活発な意見交換を行うことができました。
 
 参加くださった企業の皆様からの実施後のアンケートのコメントでは、
・次年度のインターンシップを企画中だったため、情報を整理する機会になりました。
・インターンシップのルール改正について、資料を基に解説があり、参考になりました。
・各パネラーからの感想を含めた意見など担当の生の声が聞けたことが、参考になりました。
・登壇企業の方々が、WINターンシップを行った意味合いを熱く語っていたことが印象
 に残りました。また、継続していくことが大切だと分かりました。
 などの感想をいただきました。

 これからも本学は産学官で連携した地域課題への取組を学生も交えながら丁寧に行っていき、本活動の輪を広げていく予定です。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

多くの人事担当者、経営者の皆様にご参加いただきました。本テーマへの関心の高さがうかがえました。

勉強会を通じて学生と企業、地元企業同士の交流を深め、WINターンシップ並びに産学官連携の輪を広げていきたいと考えております。