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労働政策研究・研修機構 令和7年度「労働関係図書・論文優秀賞」表彰式に宮田教授が出席しました!


10月20日「NEWS &TOPICS」で、宮田教授の共著論文が「労働関係論文優秀賞」を受賞したことをお知らせしましたが、その表彰式が12月19日に東京にて執り行われ、宮田教授が出席されました。

受賞者挨拶(抜粋)

この度は、栄誉ある労働関係論文優秀賞を賜り、誠にありがとうございます。また、本日はこのような盛大な表彰式を催していただき、改めて感謝申し上げます。
本研究は、2022年に文部科学省・厚生労働省・経済産業省による改正三省合意により、インターンシップを就労目的として実施することが、現状を追認する形で認められたことを契機として、執筆したものです。インターンシップと内定獲得に関する研究はこれまで十分とは言えない中で、本分析結果によれば、インターンシップの内定確率に関する平均効果は見いだせなかったものの、効果修飾では男性、文系、偏差値50を超える層で効果があることが明らかになりました。つまり、インターンシップの恩恵がすべての学生に一様に及んでいるわけではないという、示唆に富む結果であると考えております。
一方、2022年の改正が契機となり、インターンシップが採用活動に組み込まれる中で参加学生の減少等の影響から、一部の大学では正課科目からインターンシップを外す動きがあります。本研究がデータの分析に留まらず、今後のインターンシップ制度のあり方を問い直す一助となればと、研究者かつ実践者の立場から切に願っております。
最後になりますが、本研究にご協力・ご指導いただきました株式会社マイナビ様、広島大学高等教育研究開発センターの関係者の皆様、本論文に貴重なコメントをいただきました査読者の先生方および編集委員会の皆様に御礼申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

日本労働研究機構 受賞式2025