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【開催報告】清流館高校の教員向けに「総合型選抜プレゼンテーション指導講座」を実施しました


2025年7月22日、本学経営学部の岩本武範教授が、静岡県立清流館高等学校の教職員を対象に「総合型選抜プレゼンテーション指導講座」を実施しました。この講座は、静岡県教育委員会が推進する「『行きたい学校づくり』の探究コンソーシアム」プロジェクトの一環として行われたもので、高校の先生方が生徒のプレゼンテーション能力を育成するための指導力向上を目的としています。

岩本教授の挨拶

自己紹介の演習

☆行動科学に基づいた「伝わる」プレゼンの本質
講座は「語る資格のつくり方-行動科学が解き明かす、説得力を10倍にするプレゼン作法-」と題し、本学でウェルビーイング、ASOBI、都市マーケティングを専門とする岩本教授が講師を務めました。
講座では、説得力のあるプレゼンテーションを構成する4つの柱として「話し方」「振る舞い」「情報整理」そして最も重要となる「語る資格」が挙げられました。
岩本教授は、「聞き手は『何を学んだか』に興味はない」と指摘。総合型選抜において評価者の心に響くのは、単なる知識の披露ではなく、「なぜ、自分がこのテーマを語るのにふさわしいのか」という「語る資格」を明確に示すことだと解説しました。

☆「語る資格」は「自己紹介」から生まれる
本講座の核心は、その「語る資格」が「自己紹介」によって示されるという点です。 自身の「過去」の経験から「現在」の活動に至り、そこから「未来」への展望を語るという一貫したストーリーが、テーマへの説得力を生み出します。
研修では、この「現在・過去・未来」を繋ぐ自己紹介の作成演習も行われました。

☆評価者を惹きつけるプレゼンテーションの「型」
さらに、聞き手を惹きつけ、内容を深く理解させるためのプレゼンテーションの「型」が紹介されました。その極意は、2025年8月5日・6日に、藤枝BiViキャンで行われる『探究活用プレゼンテーション入試』の事前対策講座で、高校生らにも伝授される予定です!

テーマ設定の演習

書籍のプレゼント

岩本教授の新訂本をプレゼントする企画も、研修の中に盛り込まれ、プレゼンテーションの型を身につけた教員の皆さまからは、笑顔と自信があふれているように見受けられました。

静岡産業大学は、今後も地域社会や教育機関と連携し、未来を担う人材の育成に貢献してまいります。