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【磐田キャンパス】「日越間の色彩感覚の違い」について講演しました。


経営学部佐藤寛子准教授が、「日越間の色彩感覚の違い~広告や商品の色彩デザインに着目して~」というテーマで講演を行いました。これは、袋井商工会議所アジア産業交流委員会主催で、アフター&ウィズコロナ禍でのベトナム商工会議所との交流に、本学が連携しているものです。

日本とベトナムのマーケットの違いを理解することが目的で、講演に続いて参加者間での意見交換会を実施しました。Zoomによるオンラインにて双方をつなぎ、ハイブリッド形式で行い、袋井商工会議所の会員企業やベトナム商工会議所の会員企業、日本商工会議所国際部等50名以上が参加して行われました。

日本人の色彩感覚には、気候、風土、自然に加え、歴史、文化とも深い関係があります。色数が少ない場合の象徴的な色使い、色数が多い場合の色調の色使いといった具体的な色彩計画から、日本人の美意識に通じる「粋」「間」「侘び・寂び」、素材感や素材の色、そして色を演出する光についても話は及びました。終盤はベトナムと日本との、トップブランドのロゴ・シンボルマーク、パンフレット、フライヤー、製品、ファッション等で比較し、その違いを検証しました。意見交換会では、日本企業の方もベトナムの企業の方からも活発な意見が出て、今後の日越間のますますの交流に繋がることと思います。
この講演を企画していただきました袋井商工会議所様に大変感謝申し上げます。