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これからのカレッジスポーツを考える


『第2回SSUスポーツ・健康科学セミナー』を磐田キャンパスにて開催しました

スポーツや健康に関する研究拠点である静岡産業大学スポーツ教育研究所は、2018年1月15日月曜日、静岡産業大学磐田キャンパス第3スポーツセンターにて、静岡産業大学教職員による、カレッジスポーツの発展に活かすためのオープンセミナーを開催しました。

開講式で挨拶する鷲崎早雄学長

講師を紹介する司会の中井真吾特任講師

熱心に聴講する参加者たち

今求められているスポーツ教育

小澤治夫教授

スポーツ庁では「カレッジスポーツの在り方」「中等教育現場における運動部活動ガイドライン」などの提言を準備しており、今後、学校現場を中心に新しいスポーツ教育が進められようとしています。暴言や体罰などが脳科学から脳の機能に悪影響を与えていること、ジュニア期のトップ選手の引退が早いことなどエビデンスが紹介され、引退ありから引退なしへ、トーナメント中心からリーグ戦中心へ、選手からプレーヤーへ、補欠ゼロのチーム作り、科学を活かしたスポーツ活動、学業に手を抜かない学生スポーツ、などについてご紹介いただきました。

カレッジスポーツめぐる我が国の動向

館俊樹準教授

カレッジスポーツの振興に関して、スポーツ庁が掲げた日本版NCAAの理念や目的についてお話いただきました。また、カレッジスポーツをめぐる我が国の現状と今後の課題についてご教示いただき、他大学の取り組み事例についてもご紹介いただきました。

カレッジスポーツの世界の潮流

住田健講師

現在スポーツ産業で求められている人材像、そして、アメリカのカレッジスポーツ組織である「NCAA」が、どのような人材を輩出しようとしているのか、についてご紹介いただきました。

SSUにおけるクラブ活動の未来図

三浦哲治サッカー部GM

「スポーツの目的は楽しむことで、勝つことは目標・手段である」と話され、指導者は「目的を忘れてはならない」と強く語られました。また、大学・地域融合型クラブで、スポーツで稼ぎ、スポーツで使う仕組みをご紹介いただきました。
当日は、地域のスポーツ活動に関わる方々、本学スポーツ系クラブの指導者・学生、教職員など90名の方にご参加頂きました。『プレーヤーズファーストという言葉が印象的で素晴らしいと感じた』『学生主体活動のあり方についてためになった』『学生主体活動の場の必要性を感じた』『医学的知見や科学的なトレーニングなど、大学での研究や学びをクラブ活動に活かしたい』と前進的な感想を得られたセミナーとなりました。

『第2回SSUスポーツ・健康科学セミナー』開催プログラム

開催日:2018年 1 月15 日月曜日
会 場:静岡産業大学磐田キャンパス第3スポーツセンター

開講式:鷲崎早雄(静岡産業大学学長)

小澤治夫(静岡産業大学教授)「今求められているスポーツ教育」
館 俊樹(静岡産業大学准教授)「カレッジスポーツをめぐる我が国の動向」
住田 健(静岡産業大学講師)「カレッジスポーツの世界の潮流」
三浦哲治(静岡産業大学サッカー部ゼネラルマネージャー)「SSUにおけるクラブ活動の未来図」

閉 講