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佐野教授が小学生に“IoTチャレンジ授業”を実施しました。


 12月8日(火)、藤枝市立岡部小学校で、本学情報学部の佐野典秀教授が、5年生を対象に、micro:bit(マイクロビット)を使ったプログラミング学習「IoTチャレンジ授業」を行いました。
 今回の「IoTチャレンジ授業」は、ソフトバンク株式会社が「Pepper 社会貢献プログラム」に参加中の藤枝市をはじめとする全国の小中学校、約100校を対象に教材を提供し、実施されたものです。IoTやAI、スマートロボットが普及する次世代の社会を担う子どもたちに向けて、プログラミング学習の教材として「micro:bit」を使うことで、より創造的なプログラミング学習の実現を目的としています。

静岡産業大学 情報学部
教授 佐野 典秀

 佐野教授は、micro:bitについて、英国では小学校5、6年生全員に無償配布され、手のひらサイズのコンピューターボードにLEDや加速度センサー、磁気センサー、無線通信機能を搭載し、パソコンで作成したプログラミングを実際にmicro:bitで確認することができると説明し、子供たちは小さなmicro:bitに興味深く触れていました。
 
 今回のテーマはmicro:bitを使って「じゃんけんゲームをプログラミングする」というもので、「グー・チョキ・パー」を表示するプログラムをパソコンで作り、そのプログラムをmicro:bitに転送して、LEDに正しく表示されるか確認しました。次に乱数を使ってランダムに表示されるプログラムをフローチャートにしたがって作成し、micro:bitとじゃんけんをしてみました。子供たちは自分の作ったプログラムでmicro:bitに「グー・チョキ・パー」が表示されると、歓声をあげて大喜びでした。
 
 このように、小学校段階のプログラミング教育では、コンピューターが日常生活のさまざまな場面で使われており、生活を便利にしていることに気づくこと。これらのコンピューターが人によって作られたプログラムによって、意図した動作をするように指示ができることを知ること。問題の解決にコンピューターをうまく使うことで、よりよい社会を築こうとする態度を育むことなどが期待できます。