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【藤枝キャンパス】留学生が藤枝市内でスピーチを行いました


5月11日(土)、藤枝市文化センターにおいて藤枝市国際友好協会総会が開催され、総会終了後に藤枝キャンパスの留学生3名が総会出席者の皆さんの前でスピーチを行いました。

エイ・タン・タン・メイさん(ミャンマー)は、子どもの頃、忙しかった両親を助けるために家事を積極的に手伝っていたことを振り返り、今思えば大変だったかもしれないことを、当時はそう感じることもなく、当たり前にやっていたと話しました。家族と離れ、日本での生活を始めてからは大変だと感じることが増え、またそれを乗り越えるためにいろいろと考えたり悩んだりすること、母国にいる友だちの成功を知るたび自分と比べてしまうこともあったが、大切なのは他人ではなく昨日の自分と比べることだと気づき、昨日よりも今日、今日よりも明日の自分が成長しているように努力したいと話しました。

サイード・ムストファ・ヘルランさん(インドネシア)は、日本語学校にいた頃、「たくさんの日本人と話をしたい」という思いから始めたコンビニでのアルバイトの経験を話しました。働き始めたばかりでほとんど仕事ができないときに、アルバイト先の先輩は「遅い」と怒るのではなく、「もうちょっと頑張ってね」と励ましてくれたというエピソードを紹介し、問題を解決するためには問題点を正直にはっきり言った方がいいと考えている母国との文化の違いを感じたと話しました。また、人間が作ったことばを使って多くの人とコミュニケーションを取り、自分の経験としていきたいと抱負を述べました。

スミルナ・パタンドゥングさん(インドネシア)は、自動販売機でジュースを買おうとしたときのエピソードを紹介しました。自動販売機にお金を入れようと財布を開いたところ小銭がないことに気づき困っていると、たまたま通りかかった見知らぬ日本人が小銭を出してくれたこと、戸惑いながらも、どうしても喉が渇いて我慢できなかったので、ありがたくいただいたこと、そして、自分も友だちに同じようなことをしたことを思い出したと話し、“情けは人の為ならず”という諺の意味を理解したと話しました。

スピーチ終了後の交流会では、留学生がそれぞれの出身国や大学生活などについて会員の方々と楽しく会話しました。留学生にとって大変有意義な国際交流となりました。