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今年開催された第98回箱根駅伝のチームエントリー選手のうち、静岡県出身(静岡陸上競技協会登録)の選手は何人でしょうか?


A27人、B23人、C13人 正解:C13人 以下鷲崎学長の解説

箱根駅伝に参加するチームの数は21。それぞれのチームごと、16人の選手が登録されますので、合計で336人の選手がエントリーされることになります(ただし全員が当日に走るわけではありません)。このうち、2022年の第98回大会では13人が静岡県出身(静岡陸上競技協会登録)の選手でした。これは47都道府県別で数えると5番目に多い数になります。

ちなみに選択肢Aの「27人」は96回大会、選択肢Bの「23人」は97回大会における静岡県出身選手の数で、都道府県別ではどちらも千葉県に次いで2番目に多いエントリー者数でした。また県内の高校別では浜松日体高校、島田高校、加藤学園高校などが毎年多くの選手を輩出しており、地域を問わず県下全域において駅伝が盛んであることがうかがえます。その要因を断定することは難しいですが、もしかしたら全市町の小学生から成人までが参加する「しずおか市町対抗駅伝」の存在が影響しているかもしれません。

今年は若干少なめではありましたが、箱根駅伝は静岡県出身の選手が多く活躍しているイベントであると思えば、お正月の楽しみ方もまた少し変わると思います。

※出身高校別でみると静岡県内高校出身選手は12名

情報システムと人間との関わりを経済学的視点で解き明かす

鷲崎早雄名誉教授は経営情報学や経済工学を専門とし、経営や経済の諸問題を数理的手法で解決する研究をこれまで行ってきました。例えば工場の品質管理や店舗の立地選定、貨物船の配船計画といった経営的な問題に対し、統計学や線形計画法などの経営科学とミクロ経済学を用いて最適化を図るといった研究です。産業の主体が工業からサービス業に移行し、あらゆる場面で情報機器が活用される現代において、そのニーズはますます高くなっています。そのような中、かつてハーバード・サイモンが提唱した意志決定の理論を、それ以降の時代の変化・発展を加味しながら再確認し、情報機器やシステムと人間との関わりがどうあるべきかといった問題を経済学的視点で解き明かすことを目指します。

鷲崎 早雄 名誉教授(前学長)
東京大学大学院工学系研究科博士課程先端学際工学専攻修了、学術博士(2001年3月)東京大学、M.A. in Economics(1977年5月)ペンシルバニア大学。
1968年、東京大学工学部卒業と同時に、富士製鉄(現日本製鉄)入社。製鉄所生産管理部、本社にて、経営計画システムの企画開発に従事。1989年4月にビジネス・システムコンサルティング会社を設立しコンサルティング活動に従事。2002年4月に静岡産業大学に着任。経営学部教授、学長を歴任し、2022年9月より学校法人新静岡学園理事に就任。

専門分野
経営情報学、経済工学
研究テーマ
・情報産業構造の変化と成長要因
・情報通信技術の高度化と金融の市場構造システムの変化
・企業経営における情報通信技術の制御と管理
・スポーツにおける数理科学手法の応用