グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  Q静岡を学ぼう >  静岡県内の茶畑の「畝(うね)」を一直線につなげると、どれくらいの長さになるでしょう?

静岡県内の茶畑の「畝(うね)」を一直線につなげると、どれくらいの長さになるでしょう?


A地球1周、B地球2周、C地球3周 正解:B地球2周 以下堀川教授の解説

静岡県内の茶園面積はおよそ15,900ヘクタールといわれています(1ヘクタールは100m × 100m = 10,000m2)。

一般的な茶畑の「畝(うね)」の間隔は1.8mなので、1ヘクタールの「畝」をつなげると約5,560mという計算になります。

静岡県の茶園面積はこの15,900倍ですから、かけ算をすると(5,560m × 15,900 = 88,404,000m)となり、県内の「畝」の総延長は約88,404kmということがわかります。

そして地球の円周(1周の長さ)は40,075km。静岡県の畝の総延長はその約2.2倍、つまり地球2.2周にもなるのです。これは地球を一回りする道の両脇に静岡県の茶の畝を植えてもおつりがくる計算になります。

世界の流通の拠点を静岡に!

出題者である堀川知廣教授の研究テーマは「地域産業振興戦略」や「農業振興戦略」「茶業政策」等。例えば、緑茶の生産量日本一の座から静岡県が陥落した場合の影響を、農業という面だけでなく、流通やマーケティング、機械工業技術といった産業全体の問題として捉えて、どうやったら静岡県がこれからもお茶の産業日本一でいることができるかといった実践的な研究を行っています。また、静岡の地域産業をダントツの1位に押し上げ、静岡が世界の茶の流通拠点となるような仕組みを探り、行政や産業各界に積極的に提案していきます。

学長/堀川 知廣 教授
名古屋大学農学部卒業。静岡県庁で農業・産業行政を担当し、経済産業部長を歴任。2011年4月に静岡産業大学情報学部特任教授となり、情報学部学部長、学長補佐を経て2022年4月より学長に就任。
日本茶インストラクター

近年の研究テーマ
・地域産業振興戦略
・農業振興戦略
・茶(産業、文化、学術)振興戦略