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目標は違っても・・・「相乗効果」


特任講師 石垣 美佳(会計)

 2016年がスタートしました。新年おめでとうございます。
申年は赤いものを身に付けると良いことがあるようで、そんなジンクスに弱い私は、赤い靴下を履いて新年を迎えています。

 さて、私の研究室(ビジネス塾)には、多くの学生が資格取得のためにやってきます。今回は何人かの学生の様子を紹介することにします。

 入学式の翌日のガイダンスの日に、税理士を目指したいのでどうすれば良いかと訪ねてきた女子学生。税理士には必要不可欠な簿記の勉強もしたこともないのに、大きな目標を持っているなと思いましたが、私が提案した簿記の資格を早期に取得し、今は税理士資格の科目合格もし、目標を達成するために大学院進学も決まり、日々頑張っています。

 同じくガイダンスの日に、スポーツの部活にも所属しながら、海外に興味があると、将来は海外で仕事がしたいので、旅行管理者の資格を取りたいと言った男子学生。この学生もかなりスケールの大きいことを言うものだなと思いましたが、そのやる気とどんな時もポジティブな気持ちを継続し、その目標のために、今は苦手だった英語を日々勉強して頑張っています。

 心理のコースを取りながら、簿記の上位級も取得し、以前から希望していた消防士になろうとしている男子学生。将来の職業とは直接関係のない資格へ挑戦している姿には、固定観念にとらわれがちな私に、何でも目指すことの大切さを教えてくれました。

 私は1年生の必修科目を担当していますが、その必修科目にスーツを着た私よりも先輩の方がいらして・・・。先生ではないし・・・。もしかして新入生?そうだったのです。産大にはルネサンス入学という制度があり、人生の先輩方も入学されるのです。そんな毎日ほとんどスーツ姿の学生。今までこんなに電卓をたたいたことはないなどと言いながらも、通常の授業だけではなく数多くの資格にもチャレンジし、同級生や下級生の模範になってくれたことは、学生にとっても、産大にとっても有難いことだと思っています。

 スポーツの部活もやりながら、会計学研究会で勉強し頑張った男子学生。その研究会の先輩と同じ大手企業に就職が決まり、先輩のように税理士を目指そうと勉強しています。

 そのような先輩たちを見て、日本語もよくわからないのに日本の多くの資格にチャレンジしている女子留学生。今は、得意な英語を活かす資格を目指して頑張っています。

 そのほかにも、目標をもって、頑張ろうと毎日多くの学生が来てくれます。
 目指す資格は、みんな一緒ではありませんが、それぞれ目標に向かって頑張っている姿にお互いが刺激を受け、励ましあったり、誰かの合格を聞けば、自分のことのように喜んだり、残念な結果を知れば一緒に落ち込むのではなく、次の方法を考えたり、そんな学生達の良い「相乗効果」を見ていると頼もしく、嬉しくなります。

 産大では「大化け教育」を掲げています。この大学で、いろいろな目標をみつけ、今までと違う自分を見つけて「大化け」してくれたらと思います。

 そして、私自身もそんな学生たちにパワーをもらい「大化け」しようかなと思ったりして・・・。
そういう気持ちで2016年を迎えました。