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通信25「信念の力 ―信念・行動・願いの達成―」


静岡産業大学 特任教授 武田正樹

これを読んでいらっしゃる読者の皆さん、皆さんの家族、親戚の方々は、東日本大震災の時には大丈夫だったでしょうか?被災地域が一日も早く復興されることを願っています。

これは、東日本大震災の時のある一人の男性の実話です。彼は、あの地震の大混乱の中で、家族と連絡が取れなくなってしまいました。彼は、自分にできるあらゆる方法を使って、家族を探しました。その時、彼は、震災後の混乱の中で、とても自分には家族を探し出せる自信はありませんでした。とても不安だったそうです。それでも各地の避難所を回り探し続けました。とうとう一週間後に、彼は自分の家族を探しあて再会を果たしたそうです。こうした話が、被災地ではいくつもあったようです。
彼は当初とても自分ひとりだけの力で探し出せるとは思っていなかったようです。目の前に広がる瓦礫の山を目の当たりにして、はじめはただ呆然としていたといいます。しかし、「なんとしても探し出すんだ」という、愛に裏付けられた「強い信念」が彼を突き動かしました。
この地震の話では、彼の強い信念が行動を生みました。心の中で感じたこと、思ったことは、事実とは違います。心の中で思ったことには、事実に対するその人の解釈が含まれているからです。ですから、同じ境遇にあっても、同じ事実を眼にしても、人によって感じ方や考え方は異なります。

ここで我々が、この話から教訓としなければならないのは、彼の信念が、彼の行動を生み、その行動があった結果、最終的には彼の願いはかなったという点です。厳しい現実ですが、行動を起こさない人の願いは、かなわないのです。

本学の学生諸君に期待していることがあります。
それは、自らの将来に対して大きな夢を持ち、その夢が必ずや達成できるという強い信念を持っていただきたいということです。強い信念は必ずや行動に結びつくでしょう。本学では、このように自らの力で力強く行動を起こす人材を育てようと、教職員全員が一丸となって学生諸君の「自己実現」のサポートをしています。今までの自分から大きく飛躍し「新しい自分」に大きく化ける、本学はそうした志を持っている人たちの集う『学びの舎』であり続けたいと思っています。