地域に軸足を置きながら、
世界へ視野を広げる。

TOKAIグループというと、ガスやインターネット、ケーブルテレビに関連する企業という印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。実際は、ほかにも住まいやブライダル、介護などの幅広い事業を各地域で担当しており、「暮らしのインフラ」をトータルに支えています。静岡産業大学では、冠講座を通じて当グループの各種事業や地域貢献活動についてご紹介してきました。企業と学生がつながる場として、当社にとっても大きな意義を感じています。学生目線でTOKAIグループの事業や現場の仕事に触れて、働くことへのイメージを育てる機会にしていただけたらと思っています。

静岡産業大学とTOKAIグループとの接点はもう一つあります。この数年は毎年、静岡産業大学の卒業生に入社いただいています。スポーツ系の社員はバイタリティがあって、へこたれませんし、情報系の社員は非常に勉強熱心です。地元出身者が多いこともあり、営業職で配属すると地の利を生かして活躍してくれます。当社のようなリテールサービスでは、地域密着で地元に詳しく、その土地の言葉でお客様と話せる人がうれしいですね。また、最低限の知識はもちろん、気配り、目配り、心配りが自然とでき、お客様の目線に立って話を引き出せるような人を求めています。何より、地域に貢献するためには、地域の人の役に立つことを考えて働くことが大事です。どこへ行っても、その土地、その土地で地域の人のために働くことが地域貢献になり、地域の安心、安全を支えることにつながるのではないでしょうか。このような社会に出た時に求められる振る舞いを、当社でもインターンシップで学べるように用意しています。ぜひ活用していただければと思います。

これから、少子高齢化がますます進み、現在約１億2500万人いる日本の人口は、いまの学生の皆さんが定年を迎える頃、約9000万人に減少すると言われています。日本から子どもがいなくなり、高齢者がさらに増えます。TOKAIグループは、人口減少に伴い売上や利益の減少が予測されるため国内の事業エリア拡大はもとより、世界に目を向け特に東南アジアのように人口が増加している国や地域に対してノウハウを活かしたサービス展開をしていきます。ぜひ、学生のみなさんも世界に向けた視点を持って学んでください。