私は女子バスケットボール部のマネージャーとしてスポーツ推薦で入学しました。本学には選手だけでなく、支える側を志す学生も高く評価し、受け入れてくれる環境があります。現在は、遠征の手配や大会申し込み、会計処理といった事務的なことから、映像分析を通じた戦略立案補助、さらにはトレーナー陣のサポートまで、多岐にわたる役割を担っています。
アナリストをはじめとする「支える」側に興味を持ったのは、小学生の頃でした。選手としてプレーする楽しさ以上に、「目標に向かって努力する人を一番近くで支え、その力が最大化される瞬間に立ち会いたい」という想いが自分の原動力だと気づきました。その想いを、事務・分析・現場サポートという多面的な「武器」に変えるため、日々活動しています。
活動の中で、膨大なデータや多忙な業務と向き合うのは大変ですが、以前は「強い・弱い」と感覚でしか捉えられず、詳細な言語化ができなかったものが、大学での学びを通じて論理的な根拠を持って支えられるようになり、大きな手応えを感じています。
皆さんも、自分の「好き」という直感を大切にしてください。本学には、あなたの「支えたい」という熱意を、組織を動かす確かな専門性へと変えてくれる学びがあります。誰かを支える喜びを知ることで、あなた自身の人生もより輝き始めると確信しています。
スポーツ科学部 スポーツ科学科 3年
岩原 遥加さん
岐阜県・岐阜女子高等学校出身
私のキャリアの原点は、自身のケガを通じて知った「選手を支える側」の重要性でした。これまで国際的な競技現場において、コーチングやトレーナーサポート、海外組織との渉外、国際大会の運営統括など、多角的に「支える」役割を数多く経験してきました。
本学の授業等を通じて私が学生たちに一番に伝えているのは、技術や知識の根底にあるべき「サポーターマインド」です。これには、日本のトレーナー教育の先駆者たちから連綿と受け継がれてきた「不易(変わらない本質)」があります。
それは、すべての出発点となる「人のために尽くす心(利他の精神)」があること。その心を持ち、いかなる緊急事態にも真っ先に駆けつける「ファーストレスポンダー」であること。さらに、ケガなどが起きてから対処するのではなく、常に先回りして「予防」を最優先とすること。そして、単なる奉仕者で終わるのではなく、共に学び「選手を育てる」指導者であり、伴走者となること。最後に、これらは決して「机上の勉強だけでは育たない」ということです。
サポーターはただのお手伝いさんではありません。選手に寄り添う最大の理解者であり、口だけでなく自ら現場で動き続ける「率先垂範」の姿勢が求められます。
私たちサポーターの立ち居振る舞いや発する言葉という「環境」そのものが、選手の力を引き出します。だからこそ、先人たちが築いたこの「不易」の精神に、データ分析などの日進月歩なスポーツ科学の「流行」を掛け合わせるのが本学の学びです。今回紹介した岩原さんのように、ただ机上でデータを眺めるだけでなく、自ら現場に足を運び、多面的視点で考え、かつ円滑なハブとなる「支える」人材を育てることが私の使命です。
「誰かを支えたい」という純粋な想いは、確かな知識と現場での行動力を伴うことで、選手の自己実現を導く一生モノの武器に変わります。スポーツの現場で共に汗を流し、どんな時も一番近くで選手の味方であり続ける存在を、この静岡産業大学で一緒に目指してみませんか。
スポーツ科学部
藁科 侑希 准教授
支える
が好き!
トレーナー
を学んで
率先垂範

「誰かのために尽くしたい」という純粋な想いは、サポーターとしての最高の資質です。その想いに確かな専門性を掛け合わせ、一生モノの武器に変えていきましょう。共にやり抜いた後の「ありがとう」という言葉と笑顔が、あなたの人生に最高の誇りを与えてくれるはずで
私は磐田市出身で、地元が大好き。「自然」「街並み」「地域に住む人」そのすべてが磐田市の魅力です。そんな磐田市を盛り上げるような地域活動に積極的に取り組んでいます。
いろいろな団体に所属していて、まず1つ目が学友会。これは生徒会のような活動をする組織で、大学祭の実行委員も兼ねています。私たちは大学祭の協賛をいただくために地元企業に営業活動をしたり、地元のお店に大学祭での模擬店や校内企画、フリーマーケットへの声かけをしたりしています。
学友会では地域イベントの運営のお手伝いもしていて、たとえば地域の夏祭りやサマーキャンプ、磐田駅北口で開催する軽トラ市など。毎月何かしら活動しているので大変さもありますが、地域の方々と関われることがすごく楽しくて、それがやりがいにつながっています。
学友会とは別に、地域情報誌作成チームのクラブ長を務めていて、中部電力さんが年4回発行する地域情報誌「いわタミン」の取材・記事作成を一部担当しています。そのほか、留学生交流サークルの代表も務め、磐田市に住む外国人の方向けのイベントを開催しました。また学外では、星空映画館というイベントにも携わっています。
いろいろな活動、人との出会いを通じて、磐田市のことがますます好きになっています。
経営学部 経営学科 3年
青島 里奈さん
静岡県立磐田農業高等学校出身
前職は磐田市役所の職員です。定年を迎えて退職し、2年前から静岡産業大学の特任教授を務めています。市役所では、環境問題やこども・子育て支援、商工業の振興や観光など幅広い地域課題に取り組んできました。
私の授業は「地域」がテーマです。地域学の授業では、学生の皆さんに「あなたの出身地域のことを教えてください」と投げかけます。そうすると、非常にたくさんの想いが出てくるんですね。つまり皆さん、とても地元が好きなんです。ここに注目して、地域の役割とは何か、まちづくりとは何かを、自分事として学んでいただくことを大切にしています。そして、もっと、皆さんが学ぶこの地域のことや生まれ育った地域のことを知って、好きになって欲しいと思っています。ちなみに私は磐田市で生まれで、磐田市が大好きです。
また、「地域で学ぶこと」をコンセプトに、学外での授業も積極的に行っています。土曜日に授業を振り替えて地域に繰り出し、地域の方と一緒に地域活動を行い、地域課題について話し合っています。最終的には、学生から地域の方々に向けて、まちづくりに関するプレゼンテーションを行えるようにしたいと考えています。
また、元市役所職員であることを活かし、市役所に学生を連れて行ったり、業務の一部を体験させて頂いたり、職員に講師をお願いしたりと、学生と市役所をつなげる活動も行っています。地域と密に関われる環境なので、きっとたくさんの生きた学びを得られると思いますよ。
山内 秋人 特任教授
地元
が好き!
地域学
を学んで
イベント運営

自分が生まれ育った地域を深掘りすると、新たな発見や思いが生まれるものです。私の授業では磐田市を題材に地域学を学んでいただきますが、これをきっかけに、ご自身のふるさとをもう一回見つめ直す機会にしてもらえたら大変うれしいです。
アニメとマンガが好きで、お金を貯めて聖地巡礼を楽しんでいます。
初めて聖地を訪れたのは高校1年生のとき。『スラムダンク』と『青春ブタ野郎シリーズ(略称:青ブタ)』の舞台になっている神奈川県・江ノ島に行きました。アニメの中だけと思っていた世界が目の前に広がっていて、そこに自分がいることに、ただただ感動しました。
アニメのほか、音楽も好きです。自分の中でのNo. 1アニメ『けいおん!』の影響を受け、高校2年のときにドラムに挑戦。その後、ロックバンドKing Gnuに憧れてエレキギターを始め、地元の友だちと演奏を楽しんでいます。今は、軽音楽部に入部し、サークルも3つほど掛け持ちして活動しています。
自宅が遠方なので通学に片道2時間かかったり、趣味のお金を稼ぐためにバイトをしたりと、わりと忙しい日々を送っていますが、好きなことは時間を作って楽しむようにしています。
学業と趣味を両立するには、メリハリが大事。絶対にやらなくてはいけないことはカレンダーに入力し、まずはそれから取り組みます。そして、それ以外の時間は思い切り好きなことに時間を費やす。時間を上手に使って、これからもいろいろな体験をしていきたいです。
経営学部 経営学科 2年
加藤 晴人さん
静岡県立田方農業高等学校出身
総合商社や、旅行・留学業界での経験を活かし、実務家教員として教育の現場に立っています。
私の研究テーマは、産学連携による実践的プロジェクトマネジメントの確立です。その一環として、産学連携による「観光×地域」や「観光×経営」のプロジェクトを推進しています。 これは、企業や組織より提示されたテーマ(課題)に対して、学生たちはチームを組んで「企業の課題」に「観光の視点」を掛け合わせて解決プランを考えるというものです。なかには、フィールドワークを通じて自分で見て、行動して、確かめたプランを企業担当者にプレゼンすることもあります。
学生たちは企業目線で課題の本質を捉え、限られた時間(短時間)で解決への道筋を設計するといった実践を重ねることで、産業界が求める人材像要素(資質・能力・専門性)や地域ビジネス、観光業界の基礎を身につけることが可能となります。また、自分の価値観を超える行動をとることで、未知の体験への扉を開けることに。それが成長の種となり、社会で勝負できる力の習得につながります。
自分の価値観を超える行動は、プライベートでも実現可能です。たとえば観光に訪れた際、「旅先での感動を第三者に伝えよう」という意識をもつだけで視点や行動は変わります。聖地巡礼であれば、なぜここをロケ地に選んだのか?という疑問から、取材や資料収集といった行動につながることもあるでしょう。この経験により、思考の引き出しは間違いなく増えるはずです。大学生になったら、これまでの自分の枠を超えたステージを目指してほしいと思います。
経営学部
万浪 靖司 准教授
聖地巡礼
が好き!
フィールドワーク
観光メディア
を学んで
第三者の視点

グローバル社会となり、社会人に必要な資質や能力は、「コミュニケーション能力」、考えて行動する「考動力」、異文化に順応する「異文化適応力」の3つです。成長意欲があれば、これらを学生のうちに身につけることは可能です。変化と成長をキーワードに、かけがえのない4年間にしていきましょう!
私は今、保育士と幼稚園教諭になるための勉強をしています。先生になりたいという気持ちは小学生の頃からふんわりとありました。私は図工が大好きな子どもで、知らないことをいっぱい教えてくれる図工の先生がすごく好きでした。今思えば、それもきっかけになっている気がします。
1、2年生は座学が多いので、ボランティアを通じて子どもたちと関わる機会をたくさん作っています。例えば、音楽遊びを届ける「さんだいおんがくとどけ隊」という先輩たちの活動に参加し、幼稚園の子どもたちと歌ったり踊ったり、自由に楽器に触れてもらったりしています。
また、大学とは別に個人的な活動として、学校に行けなくなった子どもたちが集まる教室に赴くこともありました。私自身、不登校になった時期があったので、少しでも気持ちを分かってあげたいという思いがあったのです。
こうした活動を通して気づいたのは、一人ひとり特性が違うということ。そして子どもは毎日成長するので、1日として同じ日がないこと。「日々勉強だな」と、改めて感じました。将来は、子どもたちが充実した人生を送るきっかけの種をたくさんまける保育士になりたいです。それを子どもたちが見つけて拾ってくれたら、とても幸せです。
経営学部 心理経営学科 2年
髙橋 千夏さん
静岡県・鹿島学園高等学校出身
大学教員になる前は、現場の最前線で障がい児保育に携わっていました。特別な支援を必要とする子どもは社会でますます増えており、彼らにとって居心地の良い保育環境をつくるには、人材を増やさなければいけない。そう気付き、キャリアチェンジに至りました。
私は「障がい児保育」、特別なニーズを持つ子どもへの理解を深める「特別支援保育総論」などの科目を担当しています。受講することで、皆さんの中に特別支援教育への関心が芽生えたり、特別支援学校の教員を目指したりと、新たな気付きや変化が生まれるかもしれません。
学生には、現場で子どもと触れ合うことを何より大切にしてほしいと思います。大学近隣のセンターや磐田市の地域イベントに繰り出して、実際に子どもと接する機会を積極的に設けています。最初は緊張していても、一緒に遊ぶうちに彼らの素直さやあどけなさに触れ、その子にあった声かけや振る舞いも次第に身に付いていくのです。
「子どもが好き」「子どもと関わる仕事がしたい」。そんな思いから、保育士や幼稚園教諭、学校の教員になりたいという人も多いでしょう。先生は、人を育てることで社会を支える素晴らしい仕事です。子どもを好きな気持ちを原動力に「誰もが幸せな人生を送れる社会」を一緒に目指しましょう。
経営学部
川端 奈津子 教授
子ども
が好き!
特別支援
を学んで
子どもと成長

保育士や幼稚園教諭、教師になりたい人は「人や社会の役に立ちたい」という気持ちが根っこの部分にあるのではないでしょうか。静岡産業大学では、皆さんの夢をカタチにし、より良い社会づくりに貢献できる多彩な経験ができます。ぜひ本学で、学びの門を叩いてください。
幼少期から野球をやっていて、アメリカのメジャーリーグが大好き。映画も洋画ばかりを観て、日本とは違う景色や文化、ファッションや音楽に惹かれている子どもでした。
初海外は家族旅行ですが、長期の滞在としては大学進学前のアメリカ留学です。高校卒業後、シアトル近郊にあるグリーンリバーカレッジに1年間留学しました。留学に備えて英語の習得が必要だと思い、高校生のときに対面とオンラインの英会話レッスンを受講。でも正直、あまり成果がなく…。自分の場合、週に数回しか顔を合わせない先生と少し話すだけでは、語学は身に付きませんでしたね。
それよりも実際にアメリカに留学し、現地の人と話すほうが自分には合っていました。アメリカの人って、よくサンセットを観に行くんですね。車を出そうとする彼らに「自分も乗せてって」と頼んだり、ヒッチハイクをしたりと、リアルな会話で英語力を養いました。
最も成果を感じているのは、1ヶ月間のフィリピンへの語学留学です。マンツーマンでとにかく1日中話し続けるという学校なので、生活に英語が溶け込んでいます。話していて楽しいし、プライベートでも仲良くなりました。
友だちになりたい、もっとその人のことを知りたい。これが語学を習得するときに、一番重要なマインドではないかなと思っています。
経営学部 経営学科 3年
齋藤 幹太さん
静岡県・桐陽高等学校出身
私は女子ラグビーチーム「アザレア・セブン*」に所属しています。チームのSNS以外に、私個人もラグビー選手・星谷心咲として情報を発信。現在、XとInstagramのフォロワー数は合わせて5,000名ほどで、Xのインプレッション数は平均2〜3万くらいです。試合に行くと「SNSの子だ!」と声をかけられることも多いです。
SNSを始めたのは「女子ラグビーって、世の中にぜんぜん知られていない!」と思ったのがきっかけ。女子ラグビーは知っていても、選手に抱くイメージがリアルとかけ離れていることも多いです。実際はすごく女性らしかったりオシャレが好きだったり、コートを出ればラグビーをしていると分からない子も多いです。もともと文章を書くのも好きだったので、このギャップをSNSで発信していこうと考えました。
試合前のモチベーションムービーを作るのも好きです。チームのみんなが楽しみにしてくれているので頑張り甲斐があります。また、アルバイトでスポンサー企業さんのSNS運用や広報のお手伝いも。好きなことをやって、誰かに喜んでもらえるのが嬉しいです。
今はチーム公式SNSも活発になり、応援してくださる方もすごく増えました。この流れに乗って、女子ラグビーをもっと盛り上げていきたいです。
* 本学はアザレア・セブンのREGIONAL PARTNERとして科学的サポートを行っています。
スポーツ科学部 スポーツ科学科 3年
星谷 心咲さん
開志国際高等学校出身
大学生在学中に起業し、卒業後は外資系の企業でデータアナリストとして活動。
その後、静岡の企業でマーケティング責任者としてICカードや大型商業施設の開発に従事しながら、クロスアポイント※という契約形態で大学の研究者としても活動し、現在に至ります。
SNSは、現代において欠かせないマーケティングツールの一つです。
ただ、SNSの特徴を知らないことで成果に結びつかない人が多く、これは非常にもったいないことだと感じています。例えば「アルゴリズム」という言葉を聞いたことがありますか?これは、SNSが誰にどの投稿を多く表示するかなどを決める仕組みのことです。InstagramとFacebookは同じMeta社が運営していますが、実はアルゴリズムが違うため、投稿の広がり方も変わります。
SNSに限らず、何かを成功させるには対象物の特徴をとらえて分析することが重要です。
これはマーケティングやデータサイエンスという分野の知識になりますが、この点においては大学で深く学ぶことができます。
知識を得たら、次に行うのはアウトプット。自分の思いをどんどん言語化しましょう!失敗してもいいのです。アウトプットを続けるのは、自分の中に「ノウハウ」を蓄積しているということです。そのノウハウを社会に伝えるということは、自分の経験を社会の役に立てるということなのです。これは大学の授業を一方的に受けているだけでは身につきません。
得た知識を実際に使うこと。大学生になったなら、そうしたインプットとアウトプットのバランスを意識するといいと思います。
※研究者等が、大学や公的研究機関、民間企業の間で、それぞれと雇用契約関係を結び、各機関の責任の下で業務を行うことが可能となる仕組み。
経営学部
岩本 武範 教授
インフルエンサー
が好き!
分析と発信
を学んで
分析と言語化

ぜひ、多くのものを見てください。世の中にはさまざまな選択肢があります。進路や仕事を選ぶ時も、周りがそうしているからではなく、自分がどうしたいかで選ぶことが大事です。目指すゴールに向け、逆算して行動していきましょう!
私の推しチームはジュビロ磐田です。サポーターとしてスタジアムに通うだけでなく、観客席を清掃するボランティアスタッフとして活動し、グッズショップでアルバイトもしています。
初めてジュビロ磐田を知ったのは、おそらく2歳くらい。ヤマハ発動機に勤めていていた祖父母に連れられてスタジアムに行ったのが最初です。ファン歴はもう18年にもなるので、生活の一部になっているような感覚です。
ジュビロ磐田の好きなところを1つ挙げるとしたら、サポーターの皆さんがすごくやさしいところ。勝ったら喜ぶのはどのチームも同じですが、負けたときはチームによってサポーターと選手が対立してしまうことがあります。でも、ジュビロのサポーターは「また次頑張ろう!」というスタンスで選手を温かく見守ります。小学生時代から、選手と支える側が一体となっているところに、スポーツが生み出す人と人をつなぐ力に感動していました。
将来はジュビロ磐田(株式会社ジュビロ)の社員になりたいです。静岡産業大学ではジュビロ磐田の冠講座を開講しています。ジュビロのイベントの企画運営に携わることができる貴重な機会なので必ず受講し、自分の将来につなげていきたいです。
経営学部 経営学科 2年
塩月 優姫さん
静岡県立浜北西高等学校出身
私の研究テーマはオリンピックの歴史です。戦後日本がオリンピックに招待されなかったのはなぜか、その後なぜ復帰できたのかなどについて、海外の研究所にも赴きながら研究活動に取り組んでいます。
経験してきた競技は、野球、水泳、ハンドボールと多岐にわたり、これらを活かして競技の指導にも従事。ジュビロ磐田の冠講座も担当し、学生とジュビロ磐田とをつなぐ橋渡しの役目も担っています。
突然ですがスポーツをやる目的は何だと思いますか?私が専門とするオリンピックから言葉を借りれば「世界平和」です。平和の祭典と呼ばれるように、オリンピックは国際的に交流することで戦争をなくすことを第一の目的としています。言語は違っても同じルールでスポーツをすればコミュニケーションを取ることができますし、国際親善にもつながります。
この点を理解すれば、スポーツが社会に与える影響もおのずと見えています。指導者を目指すのであればスポーツの倫理観、スポーツの施設運営やトレーナーなどを目指すのであれば、相手の心理を理解した柔軟な対応ができるようになります。
私の信念は「共育(きょういく)」です。一緒に努力し成長していきましょう!
スポーツ科学部
和所 泰史 准教授
スポーツ観戦
が好き!
スポーツの目的
を学んで
イベント企画

新しい学びを得て自分を成長させたいと思うのなら、チャレンジすることが大切です。資格取得を目指す、大会にエントリーするなど何でも構いません。たとえ失敗しても次の成功の糧になりますから、それは失敗ではないのです。一歩を踏み出す勇気をもって取り組んでいきましょう。
大学に入ったら、やりたいことは全部やろうと思っていました。私は3歳から中学3年生までクラシックバレエを習っていて、身体を動かすことが大好きです。高校で思うようにダンスができなかったこともあり、大学入学後にさっそくダンス部に入部しました。
当時ダンス部は私を入れて4名(他メンバーは全員先輩)。皆さん経験者なので学外での活動も忙しくされており、練習日が少ない状況でした。それでは寂しいと思い、2年生になって先輩に呼びかけたら集まってくださって。せっかくなら部員を増やそうとダンス部のInstagramを開設。併せてダンス体験会を開催したら、部員が10名に増えました。
練習日も増え、大学祭ステージでの披露、大学主催のダンスイベントへの出場を果たすなど、活動機会は格段に増えました。
ダンスを楽しみたいというシンプルな気持ちがあったのはもちろん、部員間の絆を深めたかったというのも大きかったと思います。そのためにできることは何でもやりたい。仲間と話し合って問題を解決し、一緒に身体を動かすのがスポーツの醍醐味ではないかなと思っています。
ダンス未経験の方でも入りやすい環境なので、入学後興味があったらぜひお越しください。好きなことを一緒にできる仲間がいるって心強いですよ。
経営学部 経営学科 2年
樋渡 マリアさん
静岡県立浜松大平台高等学校出身
表現者としてダンスを追求、インストラクターとしても指導しながら「スポーツウエルネス学」を研究しています。研究テーマは、ダンスで健康づくりをするための方法やプログラムの構築です。音楽と楽しい振り付けがあるダンスは、スポーツに対する苦手意識や身体に制限があって動きづらい人でも気軽に運動にチャレンジすることができます。ダンスの楽しさが入り口になって、たくさんの人に身体を動かす楽しさを知ってもらえたらと考えています。
スポーツや運動を教えるためには、身体にまつわる専門的な知識を身につけることはもちろん、相手の立場に立った提案や指導が重要です。特に、年齢を重ねて運動を始められる方や、トップアスリートを目指すのではなく、健康や生きがいのためにスポーツや運動を生活に取り入れる方たちにとっては、スポーツや運動を通して何を実現したいのか、達成すべき数値目標や目指す姿もそれぞれ異なります。
すぐれた運動指導者は、相手が何を求めているのか注意深く観察して、相手の立場に立って自分の専門知識や経験を伝えます。そのような指導者になるために必要な心構えは、「自分の当たり前を人に押し付けないこと」だと考えています。それでは、「自分の当たり前」ってなんでしょう?
ダンスだけでなく、さまざまなスポーツや運動を経験して、自分の心や身体をよく知ることが、すぐれた指導者としての第一歩だと思います。
スポーツ科学部
伊藤 麻希 講師
ダンス
が好き!
自己表現
を学んで
イベント出演

人間には本能的に、そこにリズムがあれば、すぐに動き出したくなる欲求があります。それを閉じ込めているのは人や社会の目ですが、もっと自分本位に生きていいと思うのです。だからもっと、好きなリズムで好きなように動くことを意識してみませんか。大丈夫、あなたの中にもリズムはありますよ。
静岡産業大学にはバスケットボール部がきっかけで入学を決意。ところが、入学前に大きなケガをしてしまい、バスケを続けられない状況に。大学生活は部活動の仲間と楽しく過ごすイメージをしていたので、とても残念でした。
そこで思いついたのが、サークルの立ち上げです。2年生になったタイミングでボランティアサークルを発足。一緒に活動できる仲間が欲しかったこと、1年生のときに参加したボランティア活動が楽しかったので、定期的に取り組みたいと思ったのが主な理由です。私と同じように保育士を目指している1年生の後輩たちに相談できる場所を提供したかったというのもきっかけの一つでした。
最近は、子どものための壁面構成の作成にチャレンジ。みんなで楽しくおしゃべりしながら活動しました。完成した作品は藤枝キャンパスの隣にある藤枝市立総合病院のプレイルームに飾らせてもらいました。
今後は、古本募金と絵本を届ける活動もスタートする予定です。処分する本を、リサイクル募金の活動をしている「きしゃぽん」という団体に送ると、わずかながらお金をもらえます。そこで得たお金を、カンボジアなどに絵本を届ける活動の資金にしたいと考えています。
やりたいことはまだたくさんあります!実現に向けて、これからも挑戦し続けます。
経営学部 心理経営学科 2年
高山 心鈴さん
北海道釧路北陽高等学校出身
リトミック(体を動かすことによって音楽を理解し表現を豊かにする教育法)を専門としています。リトミックの歴史から、その教育の基本とは何かを研究するとともに、現在は実践場面での研究にも注力。たとえば、子どもに良いと言われているリトミックの何がどのように良いのか、子どものどういった力を育むのかをもう少し明らかにしていきたいと考えています。
リトミックを理解するうえで大切なのは、まず自分自身が音楽と体の動きが調和した心地よさを経験すること。どんなこともそうですが、頭で理解するだけでは次の行動は生まれません。次へのアクションには、自分が体験したことの喜びを誰かに伝えたいという気持ちがあります。その気持ちを土台に、次へ向かうための理論を吸収し、学びを深めていってほしいと考えています。
現代はインターネットの台頭もあり、自分の興味・関心の中だけという、閉じられた世界で物事が完結してしまう傾向にあります。自分の「好き」から出発して経験した楽しさや喜びの感情をもとに、他者に向けて何か行動を起こし、社会と接点をもつことを大切にしていただきたいと思います。
この点では、ボランティアなどの課外活動はとても良い経験になるでしょう。そこで出会う子どもたちを取り巻く環境に目を向け、子どもたちのウェルビーイング向上のためにどのような保育が行われているのか、実践の背景とその先にあることに気づく感性を磨く好機となるはずです。
経営学部
入江 眞理 教授
ボランティア
が好き!
社会との接点
を学んで
サークル発足

高校生の皆さんには「一歩踏み出すと世界が変わる」という言葉をお届けしたいです。自分で自分の限界や可能性を決めてしまうのは、とてももったいないこと。私はできる!と自分を信頼し勇気づけながら、次の世界の扉を開けてもらえたらと思います。
生まれ育ったベトナムのハノイでは、小さい頃から日本のマンガとアニメにたくさん触れていました。当時お気に入りだったのは『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』。友だちとマンガの貸し借りをしたり、マンガの話で盛り上がったりしていました。
日本に留学したいと思うようになったのは高校生のとき。その頃はジブリアニメにハマっていて何回も繰り返し鑑賞し、「日本って面白い国!」と思っていました。それで高校卒業後、浜松市にある日本語学校に1年通い、静岡産業大学に進学。静岡県は住みやすいと聞いていたので、静岡県にある学校を選びました。
今もマンガとアニメにたくさん触れています。大学の図書館にはマンガコーナーもあるので、授業の間などいつでもマンガを読めるのがすごくうれしいです。母国ではベトナム語で読んでいましたが、日本では日本語で読んでいるので日本語の勉強にもなります。普通に勉強するのは大変だけれど、好きなマンガだと楽しく覚えられていいですね。
今後の目標は、大学で経営学を学び、簿記やビジネス能力検定などの資格を取って日本で就職すること。日本の企業で経験を積み、お金を稼いで、将来的にはベトナムで起業するのが私の夢です。大学での4年間を思う存分楽しみたいです。
経営学部 1年
ズオン トゥ チャンさん
ベトナム出身/湘南日本語学園浜松校卒業
高校の国語の教員時代に経験した帰国子女への日本語教育をきっかけに、「日本語そのものを教えること」に興味をもちました。大学院であらためて日本語教育を学び直し、日本語学校で数多くの留学生に日本語を教え、現在に至ります。
私の研究テーマは、日本語教材の研究・開発です。外国人留学生が日本語を学ぶときに最も効果的な教材は何か、を探求しています。
長い教員生活の中でわかったことは、「物語」の重要性。私の授業やゼミでは、日本人作家の小説を読む時間を大切にしています。たとえば夏目漱石の『こころ』では、もつれた恋愛の末、思わぬ結末を迎えますが、外国人留学生がこの作品を読むと、「日本人は心の奥でこんなことを考え、こんな行動をしてしまうんだ…!」と衝撃を受けるんですね。覚えた日本語で物語に入り込み、泣いたり笑ったり、憤りを覚えたり希望を見出したり。この心を震わす体験が、言葉や文化を理解するのに欠かせない要素であると私は確信しています。
客観的描写と主観的描写の両方が登場する小説やマンガは、まさにうってつけのツールです。登場人物の気持ちを追体験し、自然と湧き上がる感情を大事にし、知りたい欲求に素直に向き合っていくことが、日本語の上達の近道だと思います。
経営学部
谷口 正昭 教授
マンガや文学
が好き!
物語を読む力
を学んで
読解力

日本にいるチャンスを活かし、ぜひ日本で自分の好きなもの・ことを見つけてください。文字にこだわる必要はなく、日本の伝統楽器や武道などもおすすめです。“好き”通じて日本人と心を通わせることが、言葉や文化を学ぶ栄養素になります。
トランポリンを始めたのは3歳の時です。5、6歳の頃に初めて前回りができた時の達成感、そして周りの人が一緒に喜んでくれたことの幸福感が、私をこの競技に夢中にさせました。
大学のトランポリン部では地域の子どもたちに向けたスクールを開講していて、私も指導にあたっています。新しい技に挑戦するのは怖いことでもありますが、それを乗り越えて「先生、できたよ!」と、はじけるような笑顔を見せてくれる瞬間は最高です。
トランポリンは私の生活の一部になっていますが、ずっと楽しく続けてこられたわけではありません。やはりモチベーションの波がありますし、新しい技に挑戦してケガをした時は、その恐怖心が拭えず、チャレンジするのをやめた時期もありました。でも、苦しいことから逃げると、「なんであの時逃げちゃったんだろう」と、後でもっと苦しい思いをすることに気づいたんです。それから「ほんの少しずつでも前に進むこと」を大切にしています。
高校生の皆さんには、できれば「好きなことを続けるタフさ」を持ってほしいと思います。好きなことでも、時にやる気を失ったり、壁にぶつかって投げ出したくなったりする瞬間は必ず訪れます。でも、そこを乗り越えて続けていくと、想像を超える大きな喜びが待っています。その経験はこれから先、必ずあなたを支える「自信」になっていくはずです。
スポーツ科学部 スポーツ科学科 4年
坪井 綾音さん
静岡県・焼津高等学校出身
大学の職務に就く前は、日本ラグビーフットボール協会でU-20日本代表チームのマネージャーや中学校・高校ラグビー部のコーチを務めていました。現在はスポーツ心理学を専門とし、教壇に立っています。
スポーツ心理学は、スポーツに関わる人の「心の動き」に着目した学問です。対象とする人や感情の範囲は幅広く、トップを目指すアスリートや指導者はもちろん、趣味や健康のためにスポーツをする人、さらには、やりたくないのに部活動に参加している学生や、専門外の競技の顧問を任され悩んでいる先生なども含まれます。
私個人のスタンスを含めた見解ですが、スポーツに関わる人は常に「正しさ」や「勝利」を求められ、時にそれが視野を狭めてしまうことがあります。スポーツ心理学は、時としてその正しさを疑う学問にもなります。モチベーションが低下したり結果を出せなかったりすると、「自分はダメな人間だ」と思ってしまいがちですが、それは人として自然な感情。これに気づけると、スポーツとの関わり方は大きく変わります。
一方で、パフォーマンスを上げたいのであれば、「選択に迷ったら大変なほうを選ぶ」ことが成功への一歩になることも。自分が行きたい道ではなく、必要な道を選ぶという、まさに坪井さんが自らの体験から導きだした考え方です。
授業では、スポーツに関わる人のあらゆる心の動きとともに、実践的に活かせるマインドセットの変え方までを広く学ぶことができます。学生の皆さんの世界が広がるきっかけになることを願っています。
スポーツ科学部
木村 駿介 講師
トランポリン
が好き!
スポーツ心理学
を学んで
楽しい競技生活

好きなことをやるのには勇気がいりますし、それを深めたり続けたりするにはエネルギーが必要です。だからこそ、好きなことを見つけ、それに対して努力すること自体がとても尊いことだということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいです。