静岡産業大学総合研究所 研究員紹介 2026

38 田 た た か 髙 悠 ゆうせい 晟 TATAKA Yusei ■職位 講師 ■学位 修士(スポーツ科学) 早稲田大学 ■専門分野 運動生理・生化学 スポーツ栄養学 ■所属学会 日本体力医学会 日本スポーツ栄養学会 私の専門は運動生理学とスポーツ栄養学です。「身体を動かすこと」と「食べること」の相互作用に着目 し、スポーツパフォーマンスの向上や健康増進に資する科学的知見の創出に取り組んでいます。 これまでに、運動が食欲調節に関わる生理学マーカーに及ぼす影響の解明や、咀嚼によるエネルギー 消費量の増加効果、運動前の栄養補給が糖・脂質代謝を改善する効果など、運動と栄養がもたらす 健康効果を多角的に検証し、国際学術誌に成果を発表してきました。 現在は、こうした研究基盤をさらに発展させ、新たに二つの方向から研究を展開しています。一つは、 腸内細菌叢(腸内フローラ)と運動・栄養の関連です。腸内環境がコンディションやパフォーマンスにど のように関わるかを解明し、腸から健康を支えるアプローチを探っています。もう一つは、データサイエ ンスとAIの活用です。運動や栄養に関する多様なデータを統合・解析し、個人の状態に最適化された コンディショニングプログラムの開発を目指しています。 今後は、静岡県の食品企業やスポーツ関連企業との産学官連携を通じて、こうした研究成果を実社 会に届け、地域のスポーツ振興と住民の健康づくりの両面に貢献してまいります。 「食べる」と「動く」の科学で、 スポーツの可能性と地域の健康を広げる 連携可能内容 ・食品・サプリメントの機能性評価:運動時や食後の代謝応答(血糖値、脂質、ホルモン動態等)を用いた科学的な効果検証 ・アスリート・スポーツチームのコンディショニングサポート:科学的 データに基づくコンディショニング提案 ・地域住民向け健康セミナー:運動と食事による生活習慣病予防をテーマとした講演・教室 ・高齢者の介護予防:身体活動と栄養摂取の最適化による健康寿命延伸プログラムの開発 中 なかにし 西 健 けんいちろう 一郎 NAKANISHI Kenichiro ■職位 教授 ■学位 修士(体育学) 筑波大学 ■専門分野 コーチング スポーツコンディショニング サッカー トレーニング科学 ■所属学会 保健体育科教育学日本 体育・スポーツ・健康学会 日本フットボール学会 日本発育発達学会 サッカー・コンディショニングの世界的研究者であり、トップレベルのコンディショニングコーチ(男子デ ンマーク代表チーム等)でもある Jens Bangsbo博士は「サッカーは科学ではない。しかしながら科学 はサッカーを進歩させる。」と述べています。科学的根拠に基づいたスポーツコンディショニングを実践 するためには、体力テストに代表される測定評価がベースとなります。これまでの数多くの選手に実施し たデータを活用すれば、アマチュア選手でも自らの体力的な課題を確認できます。一方で、現在のトップ レベルのサッカー選手が実践しているコンディショニングにおいては、最新のGPS測定器を活用して実 際のプレー(総走行距離やスプリント数等)をデータ化し、分析することでフィットネス向上や障害予 防に役立てています。また、一部のチームでは、赤外線を内蔵した測定機器による非観血的な血液検 査を実践し、スポーツ貧血の予防など体調管理に利用しています。 【その他】 ・磐田市スポーツ推進審議会委員 ・静岡県都市公園外部評価委員 ・磐田市立学校部活動運営協議会会長 ・第19回アジア大会サッカー日本女子代表チームフィジカルコーチ ・U20サッカー日本女子代表チームフィジカルコーチ テクノロジーがアスリートを進化させる 連携可能内容 ・GPS測定器を活用したフィットネス向上や障害予防・赤外線を内蔵した測定機器によるスポーツ貧血の予防 Faculty of Sports Science Faculty of Sports Science ス ポーツ科学部 スポーツ科学部

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=