静岡産業大学総合研究所 研究員紹介 2026

28 永 な が た 田 奈 な お み 央美 NAGATA Naomi ■職位 教授 ■学位 博士(学術) 電気通信大学 ■専門分野 教育工学 ■所属学会 日本教育システム情報学会 日本教育工学会 情報システム学会 日本情報科教育学会 学習形態の多様に伴い,多くの大学でZOOMやTeamsといったツールを利用したオンライン授業が展 開されています.その運営方法については様々な知見が集まってきており,ある程度の質が担保される ようになってきています.しかし一方で,依然として教師と学習者,及び学習者間のコミュニケーション には問題が多く,学習者の情意(興味,関心,態度)に応じた授業が実施できているとは言い難いと思 います.オンライン授業では,対面講義時には容易に得られる情意を得ることができないため,教師が 学習者の状況に応じた授業を展開することが困難です.この問題を解決するために,私の研究室で は,学習者の情意の表出を促すシステムと,表出された情意を教師に可視化して提供するシステムの2 つのサブシステムからなるオンライン授業支援システムを提案しました.本システムでは,学習者にとっ て馴染みのあるツールのメタファを活用するとともに,情意の要素を組み合わせて表出させることで, 学習者の情意の表出を容易にしました.そして,表出された学習者の情意を顔グラフで可視化し提供 することで,教師が学習者の情意を容易に把握できるようにしました.これによって,学習者の状況に応 じたオンライン授業の実施を容易にしたところが本研究の面白い点です. 【過去の講演実績】 小中高校におけるICT活用教育について教育現場で講演・助言を行ってきました。 ・藤枝市小中学校校長会,教頭会,学校運営研究部研修会にて「一人一台端末におけるICTの活用 法」について講演 ・「経営のDXに活かすデータサイエンス入門」講座の講師 ・藤枝市民大学,吉田町シニアカレッジにて「日々進化し続けるデジタル機器」「生成AIを活用したビジ ネス」について講師 ・静岡県中部高等学校副校長・教頭会,清水東高等学校,島田工業高等学校,藤枝明誠中学高等学 校,伊豆中央高等学校,城北高等学校 等にて「教育のDXと働き方改革」について講演 学習者の情意に注目したオンライン授業支援システムの提案 ~学習者が自らの情意を教師へ伝えることができるか? 教師が学習者の情意を把握しながら授業を展開することを支援できるか? 連携可能内容 ・学校現場におけるICTを活用した教育方法・学習者ログの分析とその可視化手法・生成AIを活用したビジネス手法 法 のりづき 月 健 けん NORIZUKI Ken ■職位 教授 ■学位 教育学修士 筑波大学 科学修士 エジンバラ大学 ■専門分野 応用言語学 言語テスト評価 ■所属学会 日本言語テスト学会 大学英語教育学会 これまで、英語学習・教育に関係する応用言語学の研究領域の中で、特に英語能力の評価やテスト の開発、分析法の研究などを行ってきました。テスト機関の委託研究(グループ)においては、受験 者の心理的負担を軽減し、短い時間で実施できる習熟度クラス編成(placement)を主要目的とし た語彙テストの開発や、そのテスト及び解答自信度評価データの分析について考察し、タスクを重 視した言語指導・評価についての研究を行いました。その他に、大学入試英語テストで何を測定す べきか(学会シンポジウムパネリスト)、習熟度編成クラスにおける英語授業の公正な評価(学会や 学術的な講演講師)等に取り組んできました。このような研究を通じて、教育機関や企業、社会全 般が必要とする英語(コミュニケーション)能力を育む、効果的かつ、公正な教育プログラム及び評 価体制の構築に寄与することを目指しております。 また、直接的な研究テーマではありませんが、近年、地域の英語スピーチコンテストの審査員や、学 内において言語学の講義を担当する機会を得て、言語運用能力や言語能力全般の構造に、より具 体的な関心を抱くようになりました。今後、このような分野にも見識を深めつつ、これまでの研究分 野で培った知見も磨きながら、より実践的な見地から、教育研究と言語学的研究のインターフェイ スやそれらのあるべき関係性について、追究していきたいと考えております。 英語能力評価の研究を通じて、 社会が必要とする評価体系の構築に寄与したい。 連携可能内容 スピーチコンテストの審査、応用言語学的な講座 School of Management School of Management 経営学部 経営学部

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