静岡産業大学総合研究所 研究員紹介 2026

18 王 おう 暁 ぎょうげい 芸 WANG XIAOYI 連携可能内容 観光マーケティングの視点から、地域資源を活用した観光振興や地域活性化に関する企画立案、調査・分析に協力可能です。 ■職位 講師 ■学位 博士(商学) 明治大学 ■専門分野 サービス・マーケティング 消費者行動 ブランド論 観光マーケティング ■所属学会 日本経営診断学会 近年、スポーツを通じた地域活性化への関心が高まっています。観戦者がチームを応援するために来 場する際には長距離移動を伴う場合も多く、その移動はスタジアムが所在する地域に経済的効果を もたらすとともに、チームへの愛着にも影響を与える可能性があります。このように、スポーツを契機とし て生じる移動や消費を含む観光形態は「スポーツ・ツーリズム」と呼ばれています。スポーツイベントの 開催は、関連施設や交通機関、宿泊施設の整備を促進し、地域内消費の拡大や地域の知名度向上 といった効果が期待されています。 近年の研究では、観戦者データを用いた分析により、スポーツ・ツーリズムにおけるサービス・クオリ ティとファンの行動意図との関係性を明らかにしました。本拠地球場の施設、交通アクセス、試合中の 場内サービスといった要素が観戦体験の質を高めることで、ファンの満足度や再観戦・再来訪意向に 影響を与えることが示されました。さらに、これらは顧客生涯価値の最大化や球団収益の向上に寄与 し、地域への再訪問意向の向上や地域経済の活性化にもつながることが示唆されています。 こうした研究成果を踏まえ、スポーツ・ツーリズムの効果の背景にはプロスポーツと地域社会との関係 性が重要な役割を果たしていると考えられます。今後は、プロスポーツと地域社会のパートナーシップ 形成に着目し、その重要性および影響について検討を深めていきたいと考えています。 スポーツ・ツーリズムは地域に何をもたらすのか? 太 お お た 田 さつき OTA Satsuki 連携可能内容 大学生が仕事生活にスムーズに移行し、社会で活躍する人材になるには在学中の職業経験が大切です。インターンシップは職業経験の一つですが、アル バイトの方が効果的という研究が増えています。大学生のキャリア教育を、企業のアルバイト人材の確保と定着に結びつけ、産学共同の人材育成をする仕組みを考えています。 ■職位 准教授 ■学位 博士(心理学) 青山学院大学 ■専門分野 産業・組織心理学 社会心理学 ■所属学会 産業・組織心理学会 日本社会心理学会 日本心理学会 日本応用心理学会 日本キャリア教育学会 人は生活時間の多くを働くことに費やしているため、「働く」を研究することは人々の生活向上に役立 つと信じています。それが働く人々の心理や働く前の準備段階にある大学生の就業意識を研究テーマ にした理由です。 働く人の心理と組織 働くのは稼ぐためだけではありません。人や社会と関わったり、能力を活かして 世の中に貢献したり、働く理由は様々です。働くことで充実感や達成感が得られ、成長したという実感 も得られます。仕事がストレスになることも多いのですが、仕事でストレスが軽減することもあります。働 く人々の仕事への向き合い方をうまくマネジメントすることで組織のパフォーマンスが上がります。私の 研究テーマは、組織がどのように健康的でポジティブな働き方を引き出せるか探ることです。 多様な人材と組織 働き方は働く人々のおかれた状況や価値観によって異なるので、組織は働く人々 を皆同じように扱うわけにはいきません。多様な人々を受け容れるのは難しいことですが、多様な考え 方や能力を活かすことで組織が活性化し、組織の実力が上がります。多様な視点で組織内や組織を 取り巻く環境をみることで、問題や誤りを発見できます。多様な人々のやりがいを高めてコミットメント や生産性を引き出すことができれば、組織のパフォーマンスが向上するので、組織と働く人々はwinwin の関係になれるのです。女性のキャリアの研究には、多様な人材のマネジメントを視野に入れていま す。働く人々を対象とした研究で,多様な人材が働きやすく且つやりがいを感じられる組織づくりが,パ フォーマンスを高める可能性も見出しました。 大学生活と働く準備 大学生は学生生活の中で、働くことへの姿勢が作られます。どのような学生生 活の過ごし方が働く準備となるのかについても研究しています。働く準備が整うことで、自分にとって心 地の良い仕事や組織を選べるので、その手助けをしたいからです。大学生を対象とした研究では,勤 務先の仕事内容や働き方次第でアルバイトがキャリア形成につながることを見出しました。 働く人と組織を win-win 関係にするための研究 School of Management School of Management 経営学部 経営学部

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