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新入生の皆さん


学部長 教授 松本幸男 (アメリカ経済史、アメリカ金融史)
 皆さん、入学おめでとうございます。

 これから4年間の大学生活がはじまります。この4年間を是非充実したものにして下さい。大学生活は、人生の中でなにものにも替え難いものです。これほど自由な時間をすごせることができ、色々と思考できる機会はありません。大学生活を送れることに感謝して下さい。

 さて、大学生活の第1の目的は、言うまでもなく、新たな知識、思考方法、技法を身につけることです。すなわち、学問することです。しかし、大学生活はそればかりではありません。たくさんの友達やすばらしい先輩と出会い、様々な経験をして、人生勉強するのも大学生活です。このような機会を提供してくれるのがクラブ・サークル活動です。

 仲間や先輩とともに、好きなスポーツや文化活動にうちこむことによって、様々な失敗、成功の体験を通じて自分自身を成長させる機会を与えてくれます。それぞれのクラブ・サークル活動において目標に向かってがんばり、汗を流したことが自信になり、そのなかで一生の友達を見出します。私自身の学生生活を振り返ってみますと、何十年もの前のことですが、趣味を極めようと文化系のクラブ活動に所属しました。そのクラブにおいて夏休み、冬休み、春休みと全国を飛びまわっておりました。今振り返ってみますと楽しい思い出です。しかし、同好の士が集まったクラブと言っても、そこにはいろいろな人がいます。気の合う人、そうでない人、気難しい先輩、やさしい先輩。そのような人達と一緒に活動していかなければなりません。そこにおいて、私は、人と人との付き合い方、相手に対するしゃべり方をはじめて学びました。また、人それぞれ考え方も違うんだなということを知りました。また、学園祭においての展示ブースの準備の責任を先輩から任されたことに何か自信みたいなものを覚えたこと、反対に先輩に叱られたこと、嫌みを言われてへこんだこと、を思い出します。さらに、今も絆を結んでいる友達を得ました。私は、クラブに所属して活動することによって、このような体験を通じて成長する機会を持ったと思います。ここで成長する機会をもったということは、視野を広めて自己の人間性に厚みをもたせることができたということです。

 クラブ・サークル活動が、大学生活において絶対に必要だというわけではありません。人によっては、ストレスになる場合も往々にあります。しかし、クラブ・サークル活動に巧く参加すれば、上述したような貴重な体験を通じて人間性に厚みを持たせることができると思います。

 本学には、全国に誇れるサッカー部、体操部、トランポリン部をはじめとする多くのスポーツ系クラブ・サークルがあります。また、文化系のクラブ・サークルもあります。文化系のクラブ・サークルはスポーツ系のクラブ・サークルに比べると少ないですが、同好の士は、集ってクラブ・サークルを立ち上げてください。大学はそうした人達を全面的に支援します。どうぞ、クラブ・サークル活動に所属して、楽しい4年間を過ごし、心に残る思い出を描いてほしいと思います。