開学30周年記念誌

●1991年9月5日「準備室だより」より 8月中旬に大学用地買収交渉をすべて完了した。農地を市街化区域に変 更する「線引き見直し」のための都市計画審議会の審査は磐田市、静岡県、 ともに8月中に終了した。 ●1991年11月15日「準備室だより」より 磐田商工会議所が中心となって行っていた校舎建設のための受配者指定 寄付金(磐田市等の企業からの寄付金)は2億1千万円余となり、日本私学 振興財団への送金が完了した。設置申請の段階には当該寄付金が財団から 当法人へ配付されることになる。 ※大学設置に際しては、最終的に以下の寄付金を受け入れ、設置財源の一部に充当した。 受配者指定寄付金 2億2千57万円、一般寄付金(PTA、同窓会含む)6千981万円。 ●1992年3月18日「準備室だより」より 大学の名称について検討を重ね、3月14日、最終的に「静岡産業大学」と 決定。これまで「(仮称)磐田静岡学園大学」の名称で文部省等に書類を届出 していたが、すべて「(仮称)静岡産業大学」に統一した。 ●1992年5月6日「準備室だより」より 4月30日午後、第一次申請が文部省で行われ、深夜遅くに正式受理。受 理にあたっての文部省からの条件は、社会人学生40名、外国人留学生10名、 帰国子女5名の受け入れ、社会人入学受け入れのため「昼夜開講制」の採用 であり、学園側としては「授業は月~金を7限、土は4限まで行う昼夜開講 制」に踏み切る。 磐田市議会では3月23日の本会議で、当学園関係の議決をすべて終了。 議決内容は、「土地については現在行われている荒造成が終了次第、当学園 に譲渡(一部貸与)し、そのための登記手続きをとる、資金関係については 当学園に対する補助金を平成4年度から3か年に分けて債務負担行為とし て計 14 億5千万円を支出する。」というものであった。 〇1992年5月1日 文部省に第一次設置申請 磐田市と公私協力 「…同大設置に向けては、市と学園側が平成元年1月に 公私協力方式によ る大学設置に合意、平成3年7月の第一次認可申請に向けて準備を進めたが 用地買収などで手間取り提出を断念、計画が一年間遅れた経緯がある。…」 〇1992年7月11日 学長に守永誠治氏 近く文部省に申請 〇1992年12月16日 大学設置審一次通過 6年開学へ大きく前進 来月、磐田に着工 〇1993年1月13日 静岡産業大学が起工 来春開学目指し市長らが安全祈願 ●1992年2月19日「準備室だより」より 2月15日、磐田グランドホテルにてパネルディスカッション「大学が果た す地域への役割」を開催した。 ●1993年1月20日「準備室だより」より 1月8日、正月早々から文部省の呼び出しにより高等教育局長名の通知伝 授。12月15日に行われた大学設置・学校法人審議会で、第一次審査を通過 した旨の言い渡しが行われた。 1月12日、磐田市大原の大学建設用地で建設起工式が執り行われた。 ●1992年6月25日「準備室だより」より 6月1日付けで大学用地の所有権が、磐田市から学園へ移譲された。 静岡新聞の見出しと掲載記事より(参照) 静岡新聞の見出しより(参照) 磐田校舎鳥瞰図 看板写真 (1992年7月) [磐田市提供] 看板写真 (1992年7月) [磐田市提供]

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