TOPIC 7 私たちも30周年 大学事務局には、大学開設と同時に静岡産業大学に勤務し、 今年度で勤続30周年になる職員が複数名おります。その中 から5名の方に、30年を振り返ってメッセージを寄せてい ただきました。 入職して30年となり、大学と共に歩ん でまいりました。うれしいことや悲しかっ たこと、失敗も多くありました。でも、思 い出されるのは、いい思い出ばかりです。 一番の思い出は、学生支援課員だった時の 大学祭です。大学祭の開催、運営が危ぶま れたとき、卒業生が力を貸してくれて、無 事大学祭を開催することができました。そ の時の卒業生とは今でも親しく付き合って います。 どんな思い出にも学生や卒業生がいて、 一緒に悩み、ともに笑ったり、泣いたりし たことが鮮明に思い出されます。学生や卒 業生とともに何かをつくりあげることがで きるという喜びを、この30年でいっぱい 味合わせていただきました。 これからも地域と共に歩む、学生に寄 り添う大学であって欲しいと切に願って います。 この30年間を振り返りますと、様々な 出来事が胸中によみがえって来ます。その 時々は長く感じましたが、今振り返ってみ ると、あっという間だったと感じています。 最も思い出に残っていることは、静岡学 園高校の移転に際し、新校舎建設プロジェ クト・旧校舎解体プロジェクトに従事した ことです。新校舎建設にあたっては、生徒 が育っていく空間として、どのような校舎 がふさわしいのかを考えて計画しました。 旧校舎解体工事においては、静岡学園高 校卒業生の自分としては、故郷が無くなっ た感じ、ちょっと寂しい感じがしました。 少子化が進行する中で、進学率が頭打ち 状態となれば、大学生の数がこれ以上増え ることは考えにくいです。これからの静岡 産業大学は、本業の学問分野で特色を出す ことが大事だと思います。大学業界の未来 は決して明るくはないですが、今が、地方 の大学にとって新たな魅力を備える最後の 機会になると思います。 大学卒業後、新卒で本法人に入職しまし た。開学当初は、全てを一から作り上げる 必要があったため、様々なことを模索しな がら毎日を過ごしていました。大変なこと も多かったのですが、それ以上に、楽しい 思い出がたくさんあります。韓国人留学生、 日本人学生数人と現地感満載の韓国旅行に 行ったこと、野球部の応援で神宮に行った こと、学園祭でカレーやたい焼きの模擬店 を職員で出店したこと、大学に勤務してい ることで、私の青春は大学卒業後も続いて いたように思います。 あっという間の30年でしたが、楽しく て頼りになる同期の友人、協力し合える 教職員の仲間に囲まれ、これからも静岡 産業大学と共に歩んでいきたいと思って います。 入試課 吉川 智子 法人事務局総務課 (施設整備担当) 小野寺 剛志 磐田総務課 森 雅代
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