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地域創生と静岡産業大学の貢献


教授 田口 敏行(経営戦略、経営組織)

 大学の存在意義と役割とは何か? 歴史的、あるいは時代の流れと共に変化しているといえる。もちろん骨格は、研究と教育活動にある。しかし、やや古臭い表現であるが、「国力」を伸ばすための重要な役割を大学は果たしている。次代を担う人材の形成と育成をはじめ、科学技術の発展の担い手であり、経済力を底上げする担い手でもある。また、産業界へ研究成果を移転することにより、ビジネス力を向上させる役割も果たす。産学は常に連携して発展するのであり、国や行政がそこをサポートするいわゆる産官学連携こそ、経済、産業、そして社会のイノベーションを促す源泉となる。
 今の時代、経済成長に向けては、地域創生という軸が必要とされている。そこでもやはり産官学という連携が推進力となる。地元藤枝は、人口が増大している貴重なエリアであり、地域創生につながる画期的なプログラムを数多く実行に移している。最近では、ICT(情報通信技術)活用事業「ICTで人の流れを呼び込む教育・産業づくり推進プロジェクト」が政府から認定された。地方創生のモデルとなる「特徴的な取り組み事例」に静岡県内で唯一選ばれている地域である。民間企業や大学とが連携して一体的に取り組むもので、静岡産業大学がパートナーとして参画している。鷲崎学長が会長となる「ICTコンソーシアム」も設立されており、すでに事業が進行している。
 10月には「駅前キャンパス(図)」が開校され、市と本学、そして地元企業とが連携して、ICT・プログラミング教育や各種の講座(オープンカレッジ)が実施される。本大学の教職員、総合研究所、行政、商工会議所、そして地元企業が連携した国内初のIoTプラットフォームづくり(実証実験)もスタートしている。本学の役割がますます重要となってくる。成功に導くためにも、「研究力」「教育力」「企画力」「コーディネート力」を発揮し、Win-Winの関係を築きながら、藤枝と地域創生に貢献していきたいものである。