身体を動かすことが好きで、スポーツ系の学部がある静岡産業大学を選びました。当時は、運営面の知識を身に付けて、スポーツに関わる仕事ができたらと漠然と考えていました。在学中、高齢者を対象としたロコモティブシンドロームの測定会や健康教室などのサポートをするうちに自然とコミュニケーション能力が身に付き、自分から進んで人に話しかけられるようになりました。

この頃から誰かのために働く喜びを感じ、民間企業ではできない規模の大きな業務に携われる公務員という職業に魅力を感じるようになりました。現在は、藤枝市役所で福祉に貢献してくださった方々の表彰や、生活が苦しい方への給付金事業などを行っています。

公務員は幅広い価値観を持った人と接することができる仕事ですが、中でも福祉は、いろいろな考え方の人と出会えるので、視野が広がります。目線を合わせることや耳が聞こえにくい方にはゆっくり大きな声で話すなど、学生時代に学んだ人との関わり方が市民の方々と接する際の私のベースになっています。市役所にはさまざまな業務がありますので、いろいろな経験をしてより自分を成長させ、藤枝市の活性化に貢献していきたいです。