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学長メッセージ


静岡産業大学 学長 堀川 知廣 ,学長メッセージ

「静岡産業大学に入学して良かった」と学生たちが思うのは、どのような瞬間なのだろうか。教員や職員が常に考えていることです。学生たちには、静岡産業大学での4年間に、いくつもの「良かった」を感じてもらいたいと思います。

尊敬できる先生に出会えた時、生涯の親友となる仲間を得た時、先輩や後輩と一緒に夢中で勉強をしている時、一回り大きな自分になっていることに気がついた時、ボランティアやクラブ活動に夢中になっている自分を見つけた時、実力が発揮できる企業などに就職が決まった時など、静岡産業大学で多くの「 良かった 」をつかみ取ってもらいたいと思います。

高校までの学びと大学での学びの一番の違いは、専門としたい分野を深く追究できることにあります。静岡産業大学には基礎学問から応用分野まで60以上の専門分野に秀でた教員がいます。教員は教育のプロでもあり、一流の研究者でもあります。教員と近い距離で付き合うことで、幅広い教養や深い専門知識を得るだけでなく、物事のとらえ方や解決策を導く方法、自分との向き合い方や社会との付き合い方を学ぶことができます。大学で学ぶ醍醐味はここにあります。

1、2年次は授業で最新の学問を身に付け、3、4 年次になるとゼミナールや卒業研究でこれまで誰も手を付けていないテーマについて教員と議論を交わしながら調査や研究を進めます。研究成果は、新しい提案や方策として、学会で発表したり、ニュースで取り上げられたりすることがあります。

静岡県は、工業・商業・農業に加え、スポーツ産業、観光業など、さまざまな産業が盛んです 。静岡産業大学は 、産業界との太いパイプを持っています 。静岡産業大学で学ぶ学生たちは、専門の力を活かして、自分に合った職業を見つけることができます。

また、静岡産業大学は、静岡県、藤枝市、磐田市の支援によってつくられた大学です。このため、産業界や地域社会との産官学連携プロジェクトが数多く実施されています。例えば、企業や自治体などの名前を冠した「 冠講座 」では、第一線で活躍する経営者・若手社員や職員が、今何が起こっているのか、何が必要かを、真剣に話してくださいます。学生たちは、生きた「 実学教育 」を受け、実社会で働く厳しさ、楽しさ、やりがいなどを、自分ごととして直接学ぶことができます。

静岡産業大学では、最先端の教育プログラムも用意しています。DX( デジタルトランスフォーメーション)化の著しい発展・普及に対応できる学生になってもらうため、データサイエンス教育を全学共通の授業として実施しています。情報機器を自在に使いこなし、多様で予測できないこれからの社会に必要とされる「 価値あるもの 」を創り出す若者が求められています。

静岡産業大学で学び、好きなことにまっすぐ進んでいくことができるよう、皆さんを私たちは精一杯応援します。


静岡産業大学 学長
堀川 知廣 

略歴

1974年、名古屋大学農学部卒業と同時に、静岡県庁に入庁。農業・産業行政を担当し、静岡県経済産業部長を歴任。2011年4月に静岡産業大学情報学部特任教授となり、情報学部学部長、学長補佐を経て2022年4月より静岡産業大学学長に就任。現在に至る。