ブックタイトル2018 SSU履修ガイド 2017・2018年度生用

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概要

2018 SSU履修ガイド 2017・2018年度生用

41.大学での学び方 ここでは高校と大学の違いを「科目選びの自由度の高さ」と「自由と責任」という観点から整理します。これらは大学での学びの基礎になる考え方です。(1)高校と大学の違い―科目選びの自由度の高さ― 高校と大学の学習面の大きな違いは、大学は学ぶ(これを「履修する」と言います)科目を選択できる余地が非常に大きいという点にあります。 以下、「高校の学習」と「大学の学習」を比較しましょう。 高校では、多くの場合、クラスごとに時間割が決められ、クラスメイトが同時に、同じ科目を受講していたと思います。個人が学ぶ科目を選択できる余地はあまりありません。 大学には、そのようなクラスごとの時間割は存在しません。以下で述べるように制約はありますが、決められたルールの範囲内で、自分の目標や興味に合わせ、履修する科目を自由に選ぶことができるのです。(2)高校と大学の違い―自由と責任― しかし、自由度が大きいということは、その代わりにみなさんに課せられる責任も大きいことを意味します。必ず履修しなくてはならない科目を選択し忘れてしまった、決められた期間に履修する科目を登録しなかった、勉強不足のため卒業に必要な科目に合格できなかったなどに対して、大学が対処することはありません。それらから生じた不利益(進級できない、卒業できないなど)に関する責任は、すべて学生本人に帰すのです。(3)有意義な学習に向けて 大学の学習においては「科目選びにはルールがあるが、科目をかなり自由に選べる。さらに科目の選択や登録、合格はすべて自己責任」ということを十分、認識してください。 経営学部には魅力的な科目がたくさんあります。決められたルールに沿い、自分の目標や興味に合わせ科目を選択、多くの事項をぜひ学んでください。2.経営学部の教育 経営学部では「広く深い教養」と「ビジネスに関する体系的な専門知識」の修得を目指します。 企業の活動をぬきにして、現代社会を語ることはできません。世界経済の動向から個人の日々の生活まで、企業は様々な影響を及ぼしています。また、企業も、社会からの要請や環境の変化に対応して自らを変革しながら存続、発展をはかっています。現代の企業を取り巻く環境は、国際化、情報化の進展によりますます多様化、複雑化しています。 経営学部は、このような企業社会への参加を目指しているみなさんが、本学部の教育を受けることによって、あらゆる分野で活躍できる幅広い専門知識を身に