グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  トピックス >  平成30年度入学式 学長式辞

 

平成30年度入学式 学長式辞


2018(平成30)年度入学式 式辞

本日ここに、関係各位のご臨席を賜り、平成30年度静岡産業大学入学式を盛大に挙行できますことは、わたくしの大きな喜びであります。

この度、入学を認められましたのは、外国からの留学生34人、および3年次編入生を含め、

経営学部  305人
情報学部  131人
合計  436人 であります。

本日、新たな決意を胸に静岡産業大学に入学された皆さんには、静岡産業大学の教員と職員を代表して、心よりお祝いを申し上げ、歓迎をいたします。

また、本日まで入学生の皆さんを温かく見守り、支援をして来られたご家族・保護者の方々に、衷心(ちゅうしん)よりお喜びを申し上げます。

さて、入学生の皆さんは今日から大学生として生活を始めることになります。与えられた時間はこれから4年間です。この4年間は皆さんが、ある意味で自由に使える時間です。皆さんは今まで、「何かをしなさい」というように、自分がなすべきことを与えられた生活をしてきたでしょう。

しかしながら、与えられるという受動的な姿勢で大学生活に臨んでいるばかりでは、大学生とは言えません。大学へ進学するということは、単に大学という新しい学校で学ぶということではなく、大学進学を機に、学問を学ぶ一人の人間として人格を持つということであります。

それは、学ぶということに対して皆さん一人ひとりに「自由」が与えられていることを意味します。一定の範囲の制約はありますが、専門分野や科目の選択など、学び方にも大幅な自由が認められます。

皆さんは、このような自由が認められるからこそ、この4年間の時間をどのように使うか、よく考えてください。決して無為な結果にならないように、目標を定めて、有意義に使ってください。大学進学率が50%を超えたとは言っても、同世代のまだまだ半数の人には、皆さんのような自由な時間は与えられていないのです。

大学生の年齢、すなわち10代の後半から20代の前半にかけては、人間が限りないエネルギーを発揮する時代です。しかも、そのエネルギーを発揮する分野は一人ひとり異なっています。まだ、どういう分野で自分のエネルギーを発揮したらよいのかわからない人も大勢います。これは、面白いな、興味があるなということを思い切ってやってみることです。

今から40年以上前、アメリカのカリフォルニアに2人の大学生がいました。その名前は、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックです。
ウォズニアックは天才的エンジニアで、ちょうどその頃に発明されたボード1枚でできるコンピュータの原理を使って、AppleⅠという非常に洗練されたコンピュータを作りました。

ジョブズはというと、ウォズニアックが作った素晴らしいものを、ちょくちょく拝借しながら、それを寮生に売りまくって稼いでいたそうです。この2人のスティーブ、作ることに天才的なウォズニアックと、マーケティングに力を発揮したジョブズは、その後アップル社の代表的なコンピュータであるマッキントッシュを創り出し、マーケティングして、アップル社を大企業にするのです。その原点は彼らが大学生の時なのです。素晴らしいエネルギーです。この二人のスティーブが、大学生の頃に、面白いな、やってみようと思わなかったら、もしかしたら今のiPhoneの時代は来なかったかもしれません。

私は、静岡産業大学は、諸君が存分に力を発揮できる環境であると信じています。
明日から、経営学部は磐田キャンパスで、情報学部は藤枝キャンパスで、皆さんはそのためのオリエンテーションを受けることになります。ここで一つ、ぜひ皆さんにお願いしたいことは、最低1年間の目標を持ち、その目標を達成していけるような計画をたてていただきたいと思います。できれば4年間の学生生活を想い描いてみてください。

本学は、皆さんに多くのものを用意しています。教養科目や専門科目など色々な授業はもちろんのことですが、資格取得のための勉強、教職課程、体育課程、学外でのインターンシップなどなど。また、図書館、ラーニング・コモンズ、パソコン教室、先端的なスポーツ設備など、多くの設備が用意されています。藤枝駅前には、オープンな環境で多目的に使用できるBiviキャンがあります。そして何より、皆さん一人ひとりと向かい合う教員、職員が皆さんと一緒に過ごすことを待っています。

また、静岡産業大学は、2019年度より学部の改組、つまり新しい学部設置を行う予定でいます。皆さんが入学された経営学部、情報学部は皆さんが卒業されるまで変わりありませんが、皆さんは、新しい学部課程の教育の一部も履修することができるようになりますので、皆さんにとっても嬉しいニュースになる筈です。

加えて本学では、藤枝市、磐田市、その他団体や企業と連携、あるいは支援を受けながら、ゼミや、冠講座、総合スポーツクラブ活動、また学友会活動などを通じて、地域の方々にも教えていただきながら、地域の勉強をすることができます。こうした環境を積極的に使ってください。

最後に、繰り返しになりますが、大学の学生時代は、人生の中で最もエネルギーのあふれる大切な時期です。「自分のやりたいことを思い切りやる」という充実したものにして下さい。学生時代の友人は一生の友となります。

また、皆さんには、素晴らしいわが師となる先生、先輩との出会いがあります。「師は鐘のごとし、大鳴り、小鳴りはその人の撞く(つく)力に由る」と言われます。皆さんは、それぞれ強く撞く力をもって、わが師から将来の夢や希望を見出す大きな手がかりを得ていただきたいと願っています。
私は、皆さんの人生の先輩として、幾つかのアドバイスを申しましたが、皆さんのこれからの青春時代は何物にも代え難い大切なときであるからです。そして静岡産業大学の発展と、日本、世界の未来は、皆さんの双肩に掛かっていることを自覚して欲しいからです。

最後に、私は新入生の皆さんに大きな祝福のエールを送り、素晴らしい充実した大学生活を過ごすことを願い、式辞とします。

2018(平成30年)4月2日
静岡産業大学 学長 鷲崎早雄