グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  トピックス >  経営学部公開講座「どうなる『トランプの時代』日本と世界の行方」   第1回「トランプ時代をもたらしたもの~アメリカからの視点~」

 

経営学部公開講座「どうなる『トランプの時代』日本と世界の行方」   第1回「トランプ時代をもたらしたもの~アメリカからの視点~」


静岡産業大学は6月10日(土曜)、経営学部の磐田キャンパスで、「どう
なるトランプの時代 — 日本と世界の行方」をテ−マに、グロ−バル時代の
曲がり角とされる現在の世界と日本について考える公開講座を開催しました。

世界は「トランプの時代」を迎えて先行き不透明で不確実さが増す中、私た
ち日本にどのような影響が広がるのか大きな関心を呼んでおり、第1回目の
公開講座には、地元の磐田市民をはじめ県内各地から約120人が出席、講
師からの基調講演に熱心に耳を傾け、質疑応答などで活発な討論が行われまし
た。

 毎年恒例の公開講座は1994年の大学創設以来、「本学が地域の人々と
の交流を深め、<開かれた大学>になることを目的に、地域の知の拠点とし
て大学がもっている専門的、総合的な教育機能を社会に開放することを通じ
て、各種教養を身につける学習機会を広く一般市民の方々に提供する」(経
営学部・丹羽由一学部長/開講式でのあいさつ)理念を旨に今年で24回目
を重ねました。

 第一回目は、外部講師として東京から、国際的なジャ−ナリストとして活
躍中の読売新聞東京本社でアメリカ総局長、国際部長を務め、現在は同社調
査研究本部主任研究員の岡本道郎氏を招き、「トランプ時代をもたらしたも
の」と題して講演、長年におよぶ海外特派員としての体験談を交えながら、
米国社会で長い間「グロ−バル化」に取り残された白人労働者層の間で深刻
化する国内の分断状況の背景を現地取材で見聞したさまざまなエピソ−ドを
紹介しながら解説、1月20日の就任演説で、トランプ大統領が「貧困に喘
ぎ、閉鎖された工場が墓石のように並び、犯罪が横行している状況を終わら
せる、こうした怒れる白人労働者層との契約を守る」という、トランプ支持
者向けのアメリカ第一主義を志向する姿勢を強め、こうした「ポピュリズム
(大衆迎合主義)的な指導者の資質が現実政治の中でどう変化するのか注視
する必要性があると指摘、米国の伝統的な価値とされる自由・民主主義の理
念に背を向ける「トランプ時代の」米国に日本をはじめ各国は外交、安全保
障などで現実的な対応が一層求められるだろう、との厳しい見識を示しまし
た。

 次回の第2回公開講座は6月17日(土曜)、「21世紀の潮流はどこへ
向かうのか — グロ−バリズム、リ−ジョナリズム、ナショナリズムを越え
て」をテ−マに本学経営学部の森戸幸次教授が講演する予定です。