ニュース

静岡産業大学トップ > ニュース > 第2回「未来型デザイン」シンポ開催

ニュース

2011/10/21

第2回「未来型デザイン」シンポ開催

    Yahoo!ブックマークに登録   Check     

P1040203.JPG 情報デザイン研究センターでは「未来型デザイン~メディアクリエイターが語るデザインの現場~」と題し、今年度4回に亘ってシンポジウム開催を予定しており、今回はその第2弾として「ヒロシマ・アーカイブ」制作者である、首都大学准教授の渡邉 英徳氏を講師にお招きしてご講演をいただきました。

この「ヒロシマ・アーカイブ」とは、デジタル地球儀「Google Earth」上に重層表示した多元的デジタル・アーカイブズで、被爆者の当時の体験と想い、“66年経った今”を世界中で唯一無二の原爆投下国である日本の貴重な財産として後世に遺(のこ)していくために制作されたものです。


P1040199.JPG あと数十年経つと、この世に被爆者がいない未来がきます。それは、核兵器の本当の恐ろしさを知る人がいない世界になることを意味するのです。渡邉氏は「昔起きたことを決して忘れてはいけない。」という想いから、これらの制作に挑戦したのです。

66年前の8月6日午前8時15分。

『それ』は、日本に投下されました。その瞬間(とき)被爆者たちはどのような気持ちで何を想い、その場に立っていたのか。まるで66年前のその瞬間が甦るようなデジタルコンテンツでした。

参加した100名ほどの学生たちは、情報をデザインすることの意義を学んだだけでなく、アイデア一つが世界を救える可能性を秘めていることを肌で感じることができました。

渡邉氏は、この他にも「ナガサキ・アーカイブ」「団地マッピング」「桜前線 さくらマッピング」など魅力あるコンテンツを多数手掛けています。現場で働くメディアクリエイターの生きた話しは学生たちにとって、どんなに優れた教材にも勝るものであり、血となり肉となります。本学の学生たちはこのような刺激を受け、未来に向かって進んでいます。

P1040178.JPGP1040206.JPG