卒業生のBefore and After
企業の人から直接学べる“冠講座”はいろんな意味で刺激になった。
小さい頃からテレビを見るのが好きで、高校生の時、先生にテレビ業界で働きたいと相談したところ、専門の先生がいる学校で学んだ方がいいと静岡産業大学を紹介されたことが入学のきっかけです。産大に入ってよかったことは、先生との距離が近いこと、だからいろいろ教わりやすい、ということ。そしてもう一つが“冠講座”で学べたことです。この授業は、企業の方たちが大学に来て、仕事にまつわることを教えてくれるもので、リアルな内容が多く刺激になっていました。中でも電通東日本という広告代理店の講座で、CMの絵コンテを提案するという課題が出て、プレゼンが2回あったのですが、僕の描いた絵コンテが2回とも1位に。いい経験になったと今でも印象に残っています。
自分の意志で行動する。その大切さに気づき、未来が拓けた。
自分が変わったと思うのは大学2、3年生の時。ただ授業を受けて、バイトして、寝るような生活を繰り返していたらダメだと気づいたんです。それから自分で自分をコントロールするように心がけることで、交友関係も広くなり、いろいろなものに好奇心が湧くようになりました。自分にとってプラスになることは何かを考えて、情報を収集し組み合わせて、自分の意志で行動するようになった、ということが大きく変わった点です。やりたいことが見えてきたら、言葉に出して行動することが重要。何かアクションを起こさないと、脳はさぼってしまうものです。友達に「自分はこういうことがやりたい」と言うだけでも、その実現に一歩近づいていける。夢が実現するかどうかは自分次第です。
4年間のマネージャー経験が私の可能性を広げてくれた。
高校時代は部活一筋で、毎日バレーボールに専念していました。静岡産業大学を選んだのもバレーボール部があり、結構強いチームということで興味がありましたし、経営学が学べるので決めました。キャンパス生活は高校とはまったく違うので、はじめの頃は緊張していましたが、部活に入ってからは仲間が増え、友達が増えてきて、授業も楽しく受けられるようになりました。知らない人と話をするのが苦手だったのですが、4年間マネージャーを務めたことで、他大学の先生と話をしたり、遠征先での手配などさまざまな経験を通して、いろいろな人とコミュニケーションが取れるように成長できました。今、営業の仕事をしていますが、大学での4年間がなければ営業職に就いていなかったでしょうね。
先生や職員など、頼れる存在が身近に。成長させてくれる環境がここにはある。
静岡産業大学はどちらかというと規模が小さな大学なので、先生たちとの距離が近いのも特長だと思います。コミュニケーションしやすい環境が整っていて、就職支援室の職員の方にもとてもよくしていただきました。“ちょっと困ったな”という時は、先生方に「こんな会社もあるよ」などとアドバイスをいただいたり、多方面でサポートしていただきました。学生スタッフの方々も本当に親身になって相談に乗ってくれますし、自分から行動を起こせば応えてもらえる。学生一人ひとりと向き合いながら、成長させてくれる環境が用意されている大学だと思います。頼れる存在が常に身近にいるというのは何かと心強いですよ。
NZ、アメリカ、香港での海外研修。大学の休みを利用して世界を広げた。
大学生の特権でもある夏休み、春休みという長い時間をどう使おう。そう考えたとき、英語の勉強をしようと思いました。それでニュージーランド出身の先生に相談したところ、ニュージーランドの国立ワイカト大学が静岡産業大学の提携校であることを知り、留学を決めました。その体験が、私のターニングポイントです。その充実した日々を再び体験したくて、2年次にはアメリカの提携大学に、3年次にはインターンシップとして香港の空港で1ヶ月、研修を重ねました。こうした留学・研修体験を経たおかげで、いろいろな人と気軽に会話ができるようになり、自分の世界を広げることができました。
入社4年目で責任者に。チャレンジ精神は産大の十八番。
旅客サービス部の主な仕事は、お客様の手荷物のお預かりと返却の業務。荷物預かりというと簡単そうに思えるかもしれませんが、その時々で、取り扱い方や梱包状態などに細心の注意が必要です。壊れやすい精密機械からお酒、植木、自転車まで、預かるものも様々ですし、お客様への対応も的確でなければなりません。入社4年目の私は、責任者も任されているので、後輩指導の目も光らせているんですよ。4年目で責任者は早いように感じられるかもしれませんが、チャレンジすればかなうキャリア。このチャレンジ精神は産大で鍛えたものといえますね。
東海大学サッカー連盟の幹事長を経験。“サッカーを支える”醍醐味を知った。
大学3・4年次には、学生サッカーを支える連盟に携わり、そこで他大学とのつきあいもできました。部活では選手の立場、キッズスクール等の場では子供を指導する立場を経験していましたが、もっと幅広くスポーツに携わってみたいと思うように。それで、サッカーを支える立場はどうだろうと、4年生の時に学連の幹事長に立候補したことが、僕の人生の転機になりました。大会の運営をした際は、準備や後片付けなどの段取りが主な仕事で、「支える人あっての大会」であることを学ぶことができました。社会人になってからもジュビロカップなどの大会運営で、大学時代の経験がとても役に立っています。
百聞は一見にしかず。自分からアクションを起こしてみよう。
サッカーの仕事をしたいという念願をかなえて、いまはジュビロ磐田の事業推進部でサッカーの普及活動を担当しています。幼稚園でのサッカー教室も僕の仕事で、年間100回くらい教室を開いていますが、各園に行けるのは年に一度。だから毎回毎回が一発勝負。子供たちに楽しんでもらえるように、工夫を凝らしてがんばっています。好きな言葉は「百聞は一見にしかず、百見は一動にしかず」。指導者とはこういうものだ、と聞いたり見たりを百回するよりも、実際に一回やったほうが得るものがたくさんある。僕はそう思っています。自分から行動をおこせば、自分で自分の将来は変えられる。産大はそういう人を応援してくれる場所ですよ。