ブックタイトルSSU履修ガイド 2017年度生用

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概要

SSU履修ガイド 2017年度生用

38心理学の視点からビジネスを捉え、「リーダーシップ・フォロワーシップ力」をもつ人材を目指す心理経営学科「消費者心理コース」【概要】 心理経営学科の「消費者心理コース」では、マーケティングやマネジメントに関する体系的な知識に加えて、組織で働く人々の心理や行動について、心理学の視点から学習します。 組織で働く人々の意欲を高めて組織としての力を強めたり、市場に対する働きかけを効果的に推進するためには、組織で働く人々や市場を構成する人々の心理と行動について、適切な知識をもち、実際に使える経営スキルをもつことが必要です。 消費者心理コースでは、主に消費者が商品やサービスを購入する際に直接的、間接的に影響を及ぼす個人的、社会的な要因について的確に分析できる知識やスキルを得て、将来的に企業や会社のビジネスやマーケティング活動に活かせることをめざしています。 【主な科目】「①消費者心理学」 現在の日本では、各企業は高い商品開発能力と生産能力を有しており、人気商品が登場するとすぐに、似たような機能を持つ商品や同等の品質の商品が作られます。こうした時代では、一見すると不合理と思えるような「消費者心理」をよく知り、心理的な工夫を施すことによって、商品やサービスに付加価値を付けていく事が必要です。 この授業では、消費をめぐる一連の行為や心理的プロセスについて、基本的な理論と概念を学びます。市場を構成する消費者のニーズや行動について、個人と社会の側面から的確に分析できる知識を習得します。「②広告心理学」 私たちは日常的に多種多様な情報・商品・サービスを購入し、利用しています。その商品と消費者を仲介するものとして重要な役割を果たしているのが広告です。広告の作り手は、社会の動向を把握しつつ、消費者個々の属性や趣味・趣向などのマーケティング調査を通じてターゲットを絞り込み、一定の心理作用や効果を狙ってその表現を制作しています。 本授業では、広告をめぐる多様な事象を取り扱いながら、その役割・仕組み・表現について広く学びます。また、心理学の視点に加え、マーケティング論やブランド論の理論を参照し、広告活動について理解を深めます。【アドバイス】 消費者心理コースの科目を学ぶことで、将来、企業や会社で商品・サービスの開発・企画に携わったり、顧客に対してより良いサービスを提供するにはどうしたら良いかを考える際に役立つと思います。