ブックタイトルSSU履修ガイド 2017年度生用

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SSU履修ガイド 2017年度生用

26公務員をめざす/ベンチャーを立ち上げる/ IT を駆使する/環境問題に取り組む経営学科「地域マネジメントコース」【概要】 静岡県は、先端的なものづくり産業をはじめ、農業・商業・サービス業などの地域産業が盛ん。また、今後は環境ビジネスの大きな成長が見込まれています。他方で、現在の日本ではユニークな発想と経営の知識をあわせ持ち、地域をマネジメントする人材が不足していると言われています。 このコースでは、経営や経済の基礎知識を基に地方自治や地域ビジネスなどに関する地域のマネジメントについて学びます。地域行政や地域活性化のアイディアや企画を提案し、それを実現する為に必要な力を養い、地方自治体や警察・消防・自衛隊などで公務員として働く、あるいは地域で起業するなど、地域で幅広く活躍できる人材を養成します。また、高等学校で「公民」や「商業」を教える教員も養成します。 地域マネジメントコースの特徴は、実際に役立つ知識をいろいろな角度から幅広く学べること。また、IT や環境の分野では、各種の資格を取得できることも大きな特徴です。【主な科目】「②地域経済学」いま日本の各地域は人口減少、少子高齢化、産業のグローバル化のなかで経済の衰退が進行しています。地域経済はどうすれば活性化できるのか学びます。「②地域の経営学」地方分権、地域間競争の時代において、地域特性を活かした「より良い地域づくり」につき、経営学的視点から学びます。「②まちづくり論Ⅰ」まちづくりという言葉がさまざまな分野で使われていますが、まちには、多くの切り口があり、自然、歴史、文化、産業、福祉など、どれを切り離しても成り立ちません。道路のようなハード面のまちづくりから、経済の振興、福祉の充実、スポーツの振興などのソフト面のまちづくり、まちの範囲についても、自分の身の回りの空間から、都市全域にわたるものまで、さまざまな局面でまちづくりを考えるための授業を行います。また、市役所に入所した本学の学生(地方公務員)との意見交換等も予定しています。「②ベンチャー企業論」授業では、起業するということはどういうことなのかを最初にイメージし、引き続いてそのためにはどうするのかを勉強します。経営学の理論と起業の実際のケースに基づき、問題点の解決方法を学びます。「②環境経営論」今日のような環境重視の時代においては、企業は持続可能な経営活動を展開することが求められています。本講座では、そのために企業が必要とする各種の経営手法を修得します。【アドバイス】 地域をマネジメントすることは、自分の地域を知ることから始まります。その意味からも、日頃から広い視野でものを見、何事にも好奇心を持つ姿勢を大切にするよう心がけて下さい。